本日ハ晴天ナリ

槇原敬之( Noriyuki Makihara ) 本日ハ晴天ナリ歌詞
1.AMAZING GRACE


2.Wow

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

まだなんにも話せないまま
君が生まれてきたのは
誰かの言葉に僕らはもっと
耳を澄ますべきと教えてくれる
まだ一人で歩けないまま
君が生まれてきたのは
どこへも行かない
一緒に居ると約束してくれているみたいで…

僕の腕に抱かれながら
君は僕を抱きしめてくれるよ

wow!
こんな事しか僕は言えなかった
初めて君を見た時の
この気持ちあらわせる言葉なんて無い
wow!
僕一人だけ 感じられるような
幸せなんて もう幸せと呼べない

こんな風になればいいとか
あれも習わせてみたいとか
君の未来のことを君なしで
話していた馬鹿な奴なのに
僕の指をぎゅっと握る手が
あまりにも小さ過ぎるから
元気でいてくれればそれでいい
それだけでいいよ

君が生きてゆくために
必要なら命も惜しくない

wow!
こんな事しか僕は言えなかった
初めて君を見た時の
この気持ちあらわせる言葉が見つからない
wow!
僕一人だけ 感じられるような
幸せなんて もう僕には要らない

wow!
こんな事しか僕は言えなかった
初めて君を見た時の
この気持ちあらわせる言葉が見つからない
wow!
僕一人だけ 感じられるような
幸せなんて もう幸せと呼べない
幸せと呼べない


3.24hr Supermarket

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

僕が休みの日に君の仕事の日が続く
君が休みの日には僕の仕事の入っている日
そんな日々がしばらく続いていくうちに
夏は終わりブランケットが冬物に替わった

ついさっき空の冷蔵庫を覗いていた君が
いつのまにか着替えも済ませて
車のカギを鳴らして僕を呼んでいる

※Let's go to the 24hour Supermarket
駐車場だった場所に出来た
Let's go to the 24hour Supermarket
財布をひとつもって出かけよう
Let's go to the 24hour Supermarket
大きなカートを押しながら
うちの近所で出来る世界旅行※

自動ドアでずっとせき止められていた
甘いフルーツの香りが流れ出してきた
興奮気味の君はカートと僕を残して
散歩の犬のように棚の迷路に消えた

ばったり出会ったのは缶詰売り場の前
君は僕の僕は君の好きなものを持ってて
あんまり嬉しくて笑っちゃうよ

Let's go to the 24hour Supermarket
久しぶりに二人で出かけられて
Let's go to the 24hour Supermarket
嬉しいねと君が笑うから
Let's go to the 24hour Supermarket
大きなカートを押しながら
今度は二人でもう一周回ろう

気の早い君があけた
ジェリービーンズの大きな袋
なくなる頃にはどこか二人で出かけよう
それまでもう少し頑張ろう

(※くり返し)


4.縁

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

こうして歩いていると
楽な道ばかりじゃなくて
大変だろう 君まで同じ
想いもうしなくてもいいと
声をかけようとして
振り返るたびいつでも
変わらず近くにいてくれる
君に何も言えなくなる

あのとき君が
そうしてくれたことは
何があっても忘れたくない

※神様 こんな縁を僕にくれてありがとう
辛いことも二人でなら
頑張っていけるんです
神様 こんな縁を僕にくれてありがとう
嬉しいことが何倍も
嬉しいと感じながら生きていけるんです※

こうして歩いていると
楽な道ばかりじゃなくて
大変そうな君が時々
僕の目に映るけど
何か言おうとした君が
「やっぱりやめた」と笑えるように
変わらないで近くにいるから
必ずそばにいるから

あのとき君が
そうしてくれた気持ちと
同じ気持ちなんだと思う

(※くり返し)

神様 こんな縁を僕にくれてありがとう
辛いことも二人でなら
頑張っていけるんです
神様 こんな縁を僕にくれてありがとう
僕には少しもったいないかなと
思っていてももうだめですよ

この幸せを決して僕は手放さない


5.花火の夜

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

夕立止んだ夜空はまるで
体育館の黒いビロード
今年もいろんな街から
集まってくる花火大会
どんな人でもこの場所で
笑顔になれる花火の夜を
とても好きだと言っていた
君を今も思い出すよ

花火と同じ色で
浮かんでは消える横顔
君と話したいろんな事は
夏の夜に消えずに残っている

※雷じゃないよ 始まったんだ!
僕の手をつかんで走り出した
今遠くにいる君からも
この花火がみえればいいのに※

なれない浴衣じゃ歩き辛いと
土手の石段に座り込むと
君のまねをして下駄を
脱いだ足を投げ出した
不良と決めつけていた事
僕にもあったと謝ったとき
今は違うと優しく言うから
痛みを知らない自分を責めた

「ずっとみんなが毎日
笑っていられればいいな」
何気なく言った君の言葉に
泣きそうになるのを我慢した

(※くり返し)

「ずっとみんなが毎日
笑っていられればいいな」
何気なく君が言った言葉が
今も祈りの様に響いてる

(※くり返し)


6.君の声を待つ夜

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

やっと熱も下がって
寝返りの数も減って
君の寝顔がいつもと
同じになってきた
辛そうな君には
悪いけど僕は君と
生きている幸せを
感じているんだ

あのとき熱を出した僕に
君がしてくれたように
早くよくなる事だけを
心から願えている

同じ気持ちを分け合うことは
出来ないのかもしれないけど
解ろうとすることが何よりも
大事だと君は教えてくれた
思いだせる痛みがあることで
誰かに優しくなれるのなら
僕も風邪を引いたことが
あってほんとうによかった

パソコンの光が君の
寝顔を白く映し出す
やりかけだった仕事も
後もう少しで終わる
少しかすれた声を
開き逃さないように
小さくかけたラジオが
夜に降り積もっていく

こんな風にただ心を
どこまでも静かにして
君の声を待つ夜が
僕を優しくする

同じ気持ちを分け合うことは
出来ないのかもしれないけど
解ろうとすることが何よりも
大事だと君は教えてくれた
思いだせる痛みがあることで
誰かに優しくなれるのなら
僕も風邪を引いたことが
あってほんとうによかった

同じ気持ちを分け合うことは
出来ないのかもしれないけど
解ろうとすることが何よりも
大事だと君は教えてくれた
思いだせる痛みがあることで
誰かに優しくなれるのなら
僕も風邪を引いたことが
あってほんとうによかった

君を今待っている僕に
なれてほんとうによかった


7.これはただの例え話じゃない

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

ただ彼は何となくイライラしていて
ガラスのコップを割ってしまった
飛び散ったかけらで彼は指を切り
思いがけず真っ赤な血を流した
ガラスのコップは彼の渇きを
癒すことさえ出来ずに割れた
それどころか鋭い破片で
彼を傷つけることになった

全てのものが持つ意味を
誰も変える事は出来ないと
彼は知っているはずなのに
何の役にも立たない悲しみが
ただ床に散らかってた

※This is not a metaphor talk.
これはただの例え話じゃない
自分が思いも寄らないような
行動をとってしまう僕ら人間の話※

ただ彼女は何となく目の前にいた
ひどく汚れている子供を見て
そんなにあなたは私を困らせたいのと
思いがけず激しい口調で言った
悲しそうな顔が後ろを向いて
駆け出したその手から落ちたのは
何枚も何枚も書き直してやっと
出来た彼女の似顔絵だった

全てのものをおいても
受け止めるべきものは何かを
彼女は知っているはずなのに
取り返しの付かない悲しみが
ただ床に落ちていた

(※くり返し)

大切な人を傷つけたいと
思うわけなどないと誰もが言う
傷つけたくないとただ思うだけでは
守れないという事を思い知るその時までは

(※くり返し)

(Inside us all
lies the power to destory things,
never and dear to us)


8.さよなら小さな街

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

おまえはだめだと言われてばかりで
誰にももう会いたくなくて
この街の一番高い煙突に
僕は登ってしまったんだ
こわごわ下を見下ろしてみたら
足が急に震えだして
梯子をぎゅっと握りしめ直して
僕は顔を上げてみた

そしたら
この街がどんなに小さな街か
生まれて初めて知った
この街のそとに大きな街が
あることも初めて知ったんだ!

夕焼け空に染まりながら
きらきら光る大きな街へ
今夜僕は旅に出よう
きよなら僕の小さな街

やっとたどり着いた大きな街には
僕が驚くことばかり
いろんな人といろんな考えに
街はあふれていたんだ
さっそく僕は自分のやりたいことを
この街で始めてみたよ
心にうそを付きながらもう
生きなくても良いんだ

そしたら
あの小さな街の人たちが
駄目だと言っていたことで
喜んでくれる人たちが
この街にはたくさんいたんだ!

夕焼け空に染まりながら
きらきら光っていたあの街で
今夜このとき同じように
僕もきらきら輝いてる

小さな街の片隅で
小さな事にくよくよしてるなら
大きな街へ勇気を出して
君も飛び込んでみればいい

そうさ この僕みたいに


9.I got a friend.

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

まだシャッターの降りている
パン屋からいい匂いがする
何年ぶりだろ こんな朝まで
いっしょに過ごしたの
ふとした僕の一言を
聞き逃さずに聞いてくれた
君がいなければ 僕はきっと
駄目になってた オーバーじゃない

たぶん僕なら楽しい時間(とき)を
変えたくない ただそれだけで
間違ってる事に頷いて
そのまま話していたかもしれない

僕が一番欲しいと思っている
言葉じゃなくて
僕に一番必要な言葉を考えてくれた
君に感謝してる
ほんとにありがとう

誰かが言った一言に
みんな笑っていたけれど
冗談にさえも聞こえなくて
胸がざわついたくせに
その場の感じにあわせて
笑った事があったんだ
覚えているかな 急に遅くに
車で誘い出したあの日さ

仲良くいたいという理由(わけ)で
心にうそを付くのなら
一人でも正直でいる方が
マシと君が言っていたのが解る

僕が一番欲しいと思っている
言葉じゃなくて
僕に一番必要な言葉を考えてくれた
君に感謝してる
ほんとにありがとう

素直な心がとんなに綺麗かを
君の横顔を朝日が照らして見せる

僕が一番欲しいと思っている
言葉じゃなくて
僕に一番必要な言葉を考えてくれた
君に感謝してる
ほんとにありがとう

返事代わりに聞こえる口笛
いつもの
「You've gotta friend.」


10.雨ニモ負ケズ

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

最近の僕ときたら
人のために何かしたいと
思いついただけで もう
出来たつもりになっている
でも「雨が降ってきた」とか
「ちょっと風邪ぎみかも」とか
いろいろと理由をつけて
何一つ形に出来てない

※やりたいことを全部並べて
自分の欲をただ満たすだけの
ものは全て弾いて行くつもりが
もったいない もったいないと全部食べて
心が無駄に太ってしまっている※

遊びすぎて居眠り
夢の中でやった宿題は
机のノートを一行も
埋めるなんてありえない
でもこの約束は誰からも
出されてはいないもの
どうせ努力できないなら
何も決めない方がいい

「あーそうさ、そのとおりさ」と
開き直りそうになって
心に不安が襲ってくる
本当はどんな自分になりたいか
問い正すべき人は他の誰でもない
誰でもない この自分だけ

(※くり返し)

△胸を張って見せられるような
心を持つのは難しい
誰にも見えないからこそ
そんな心を持つのは難しい
雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ
自分ニモ負ケナイ
そういう心を持つのは難しい
その事をまず僕は思い知るべきだ△

(△くり返し)

その事をまず僕は思い知るべきだ


11.本日ハ晴天ナリ

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

だれかと戦えと言われても
僕は絶対に戦いたくない
戦わないことを貫くために
死ねと言うなら喜んで死ぬ

それで誰かの命を
奪わずにすむなら本望さ
それで誰かに罪を作らせず
すむのならこの命も値打ちがある

本日ハ晴天ナリ
僕ノ心モ晴天ナリ
この青く晴れ渡る
空を見上げるときに
君の心に雨が降らないように

生きていれば別れる日は
誰にでも必ずやって来る
それぞれ違いはあっても
遅かれ早かれ誰にでも来る

毎日ちゃんと生きるんだ
こんな青空の下でも
何一つ感じられなくなる
そんな日は必ずあるから

本日モ晴天ナリ
例エ雨降リデモ晴天ナリ
この世界の片隅で
今日も生きている
君の心に雨が降らないように

君が笑うとき君の胸が
痛むようなことなどないように


12.Turtle Walk

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

うしろから君が見たときに
僕の背中だとわかるように

あの時から僕はもうこれ以上誰とも
競い合うことはやめようと心に決めたんだ
手にした一番より僕がほしかったのは
諦めなかった強い心だと気付いたから

さぼって負けたウサギを笑うような
恥ずかしいことをするよりも
こつこつ歩く亀になって
正直に笑っていたい

I'm gonna keep on walkin'
just like a turtle.
目の前に続く道を
僕らしく歩いて行く
うしろから君が見たときにも
僕の背中だとわかるように

見た目は同じ道を歩いていたとしても
人はそれぞれ心が向かう場所を目指すんだ
誰かと競争をして無理に走ったとしても
疲れてしまうだけさ これはレースじゃない

さぼって負けたウサギを笑っている
暇なんてあるはずないくらい
こつこつ歩く亀になるのは
本当に本当に難しいけど

I'm gonna keep on walkin'
just like a turtle.
目の前に続く道を
僕らしく歩いて行く
うしろから君が見たときにも
僕の背中だとわかるように

I'm gonna keep on walkin'
just like a turtle.
目の前の道を僕は
僕らしく歩き続けたい
うしろから君が見たときにも
僕の背中だとわかるように

僕の背中だとわかるように