暫存

椿屋四重奏 暫存歌詞
1.成れの果て(2007.10.21 live at Heaven's Rock Saitama-Shintoshin)

作詞:Yuji Nakada
作曲:Yuji Nakada

未だ消え残り お前の後ろ髪を引くような真似を
真白き頃の 淡く大袈裟な追憶が許した

言葉の端に わざと不実を促すその心は
知らず知らずに 崩れてしまう己を恐れた

執拗に繰り返す正夢
度重なる過ちの 成れの果て

とめどない雨に 成されるがまま
許された思い出が
首に絡まり 引き離せない
泥にまみれた仕合わせ

どうせお前の

退かぬ微熱が まとわりついた今宵は離れ離れ
ただ思いつきで 許し合いたいが故の苦しみ

執拗に繰り返す正夢
度重なる過ちの 成れの果て

とめどない雨に 成されるがまま
許された思い出が
首に絡まり 引き離せない
泥にまみれた仕合わせ

とめどない雨に 成されるがまま
許された思い出が
先に行かせまいと
泥にまみれた仕合わせ

どうせお前の 手の内で


2.MU DA BO NE

作詞:中田裕二
作曲:中田裕二

自信過剰で 高慢ちき
誰がそんな子に育てたの

触ってないのに 経験済み
誰がそんなこと 教えたの

大人をからかって いけない子
ベソかいたって 済まされないよ

苦いだろ 純情が飛び出して
辛いだろ 青春の落とし穴
若気の至りは 恥と巻き添え

詩人は今日もまた 感傷的
沢山のご不満がアイデンティティ

それよりご飯食べいこうよ
僕を試すなら その後ね

男をからかって いけない子
ベソかいたって 許さないけど

痛いだろ 愛情の抜き差しは
観たいだろ 青春の逝く先を
若気の至りは 恥と駆け落ち

救われたいが為に
傷付きたいのが常
迎えた朝がアンニュイで
どれも無駄骨さ


3.LOVE CREATURES

作詞:Yuji Nakada
作曲:Yuji Nakada

回路が水に濡れてしまうそうで
スカートを手で押さえて隠したんだ

そう簡単に許しちゃ
我慢した俺の面子が勃たん

何度も恋に犯され傷ついて
でも女は痛みを忘れてしまうんだ

そりゃ男女に理屈がないことは
承知の上

俺は生き物痛感して
君の体に貫通した
それで命を実感して
あの誠実な口先は
嘘じゃないんだ 多分

いましめのサンドバッグを叩いてる最中は
ただ、ひたすら無我の境地に行けるんだ

でも今夜の孤独が
君への思いを誘う

俺は生き物痛感して
君の体に貫通した
それで命を実感して
あの誠実な口先は
嘘じゃないんだ 多分

オフィスレディが読んでる類いの恋愛事情に
君を襲った事件の謎解くヒントは無いのさ
頭と体の開きは
絶望的だよ

俺は生き物痛感して
君の体に貫通した
それで命を実感して
汗か涙かわからない

何も変わらないね どうしよう
欲の固まりになってる
人の進化なんて たいして
信じるだけ無駄に思う
その目が 正論


4.BURN

作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉

赤く燃える孤独な道を
誰のものでもない 髪をなびかせ
道の先には蜃気楼
あの日を殺したくて閉じたパンドラ

悲しい気持ちないわけじゃない
遠い昔に無くしてきたの

限りない喜びは遥か遠く
前に進むだけで精一杯
やわらかな思い出はあそこにしまって
BURN BURN BURN BURN

夜は薄紅色の夢を見て
朝は希望のブラインド開けることなく
せめて身体だけはキレイに
可愛い可愛い淋しくはない

夏の海とか冬の街とか思い出だけが性感帯
なぜか今夜は眠ったはずの魂が燃える
HOLD ME HOLD ME

飛べない鳥はとり残されて
胸や背中は大人だけれど

限りない喜びは遥か遠く
人に話すだけで精一杯
やわらかな思い出は心にしまって
BURN BURN BURN BURN