1.あの夏
作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:瀨尾一三
いつかまたこの場所で 君に會いたい
微笑んだ君の後ろに夜空の花
きっと今よりもきみの笑顏が
素敵でありますように…
君と過ごした夏はもう遠い背中
それでも僕は今もあの日の夏のままで
長袖のシャツが燒けた腕を隱すようで
君との思い出が少しずつ消えてしまうよ
いつかまたこの場所で 君に會いたい
微笑んだ君の後ろに夜空の花
きっとその時は同じ氣持ちで
そこにいてくれますように…
君と見上げた花が散っていくように
君の笑顏も 秋の夜空に散っていった
君の姿を心で作る每日
なぜが昔より君を近くに感じてる
いつかまた この夜を君と見上げて
もう一度 ねえ僕に微笑んで見せて
きっとあの時と同じ氣持ちで
そこにいてくれますように…
いつかまた 大好きな君に會えたら
うれしくて思い切り泣いてしまうかも
そして その時は君の元へと
僕も連れていってほしい
いつかまたこの場所で 君に會いたい
微笑んだ君の後ろに夜空の花
きっと今よりもきみの笑顏が
素敵でありますように…
2.おかえりなさい。
作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:羽毛田丈史
あなたを待つこの部屋で
私は今日も怯えている
もう二度と會えなくなる
そんな日が來ること
そのドアを開ける時は
明日まで未來があること
そうやって二人は今
明日を目指すだけ
さぁ 逃げ惑うことはやめて
終わりにして さぁ口にして
その兩手で私を抱きしめるその時は
背中で言って 愛してるって
その瞳で私を見つめるそんな時は
わざとらしくそらさないで
ふたつグラスを並べて
私は何をやっているんだろう
自分を守る術なら
覺えたはずだった
さぁ 私を傷つけないで
ねぇ今夜は どこに掃るの?
その優しいあなたが冷たくなるその日まで
そのドアを開け 掃ってきて
でも最後の言葉は言わないでいてほしい
もうこの部屋に來なければいい
その兩手で私を抱きしめるその時は
心を迂めず 緩く抱いて
その優しいあなたが冷たくなるその日まで
そのドアを開け 掃ってきて
3.いつか王子樣も~拜啟、王子樣☆續編~
作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:西村智彥
あなただけと誓っておいて
他の誰かの元へ嫁ぐ
こんな私のこと 許してください
いつかは覺悟しなきゃと思ってた
メ一ルも電話もできないシャイな人
どんな言葉で斷ろうかと…
あなただけと誓っておいて
他の誰かの元へ行く
こんな私なんて忘れてください!
あなたにはもっといい人が必ず見つかるわ
諦めたりしないでほしい
その後の錢湯の景氣はいかがです?
なんの因果か 私のダ一リンは
ス一パ一錢湯のオ一ナ一です!!
お願い もう何も言わないで
あなたの目を見ればわかるわ
お互いこれでよかったと思うの
ギタ一は天下一品だけど 番台の手際は
あなたよりも彼のほうがいいの
私はあなただけのものとか
なんとかかんとか言って
ごめんね もう私はダ一リンのもの
でもファンは續けてあげる 心配しないでて
だからお祝いのメ一ルください☆
4.道端
作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:松浦晃久
碎け散った破片の一つみたいに
それ自體になんの意味もなくて
轉がってるだけの私がいるみたい
この街角で
私が今ここでこうしていること
誰が見てて誰が氣付いているの?
立ち止まれば怪訝な顏が橫目に
通り過ぎていく
いつからそんなふうに笑わなくなって
近道ばかりを選ぶ生き物になってしまったの?
晴れた日をどうして嬉しいと思っていたんだろう
透き通る青空 誰も見上げはしない
踏みつけていく その水溜りの中を
覗いたのはいつの頃のことか
小さな空 足元に見つけたこと
寶物だった
「君じゃなくてもいい。」そんな時代なら
まだ忘れていない大きな宇宙へと羽ばたいていこう
足元の青空を壞さないように步いている
あの頃の私は今もここにいるの
いつかこの青空を紅いと言う子供に出會ったら
紅く見える日まで見上げ續けるだろう
きれいな花を見てきれいだと言える人でいたい
雨上がりの空を嬉しいと思うように
5.一人暮らし
作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:羽毛田丈史
いつもと違う私を そんな目で見ないで
心配しないで 少し離れるだけ
旅でもないこの荷造りを
複雜そうに手伝っている
少しでも氣が紛れるように…ように…
あなたが住む家は 私の掃る家だから
ずっと笑っていて いつまでもそこにいて
「私にとってあなたは いつまでも赤ちゃん。
ずっと私の子供でいてほしい。」
こんな大人になった今も
相變わらずそう話している
本當に巢立つ日が來たなら どうしよう…
私の住む部屋は 電車で15分くらい
巢立つ練習は ちょっとそこまでの距離
「辛くなった時は いつでも掃っておいで。」
そっと受話器越し 勵ましてくれるあなたの聲
あなたがいる場所は 私がうまれたところ
ずっと笑っていて いつまでもそこにいて
6.わたしの夢
作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:鹽谷哲
忘れないわ あの頃
溢れる夢見てた
その瞳は輝き
まるで戀してるよう
眠れぬほど それは素晴らしくて
私のすべてだった
時は過ぎても 同じ月夜見上げ
描いた私をなぞって
ひとつ またひとつ
夢を描き續けた
くじけそうになった
淚止まらなくなった
だけど辿り著いた この夜
ひとつ またひとつ
夢は葉えられていく
ずっと 目覺めない夢
7.ちいさなぼくへ
作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:瀨尾一三
あの日 君が指をさして
フワリ泳いでる飛行船
嬉しそうに眺めてる君
僕は羨ましかった
そんな普通にある
氣にも留めないものの中に
きっと幸せはあるんだるう
僕はそう思う
君の見てる空も未來も
今は見えない
僕が君の未來たなんて
悲しくて 切なくて
閉じたアルバム
そっと鏡覗いてみる
小さく笑顏を作ってみた
それが本當に作りものと
わかる笑顏がそけにあった
生きている証は
本當は何ひとつなくて
笑顏ではじめたて氣付けると
僕は今思う
君の見てる空も未來も
消えないように
僕が君の未來ならば
いつもでも心から
生きているから
悲しくないのに
淚か溢れで僕は
君が見上げた青空が今
見えた氣がした
君の見てる空も未來も
噓じゃないから
君が僕に逢える日まで
いつまでも心から
生きていてほしい
8.白い世界
作詞:柴田 淳
作曲:柴田 淳
編曲:羽毛田丈史
消えてく空 消えてく街
僕までも消えてゆくのと
震えている
真っ白な空 真っ白な街
はじまりはきっと
こんな世界なのだろう
生まれてきたのに
あまりに脆くて
傷を負うだけの
僕はなんだろう
なにもない白
僕の足跡が
一步ずつの細い道を
描きはじめる
目覺めるように 眠れるように
僕の本當の姿を
抱きしめてる
步き疲れ 生き疲れて
それでも消えそうな夢を
忘れたくない
僕を待つ人も
引き止める人も
誰を見えなくても
生きていてもいい?
なにもない白
僕の足跡が
いつかこの世(ここ)に
空を描き 街になるまで
なにもない白
僕の足跡は
一步ずつの細い道を
描き續ける
9.幻
作詞:柴田淳
作曲:柴田淳
編曲:羽毛田丈史
夜明けなど遠すぎる夜があるのなら
どこまでも果てしない朝を探したいから
眠らせて どうか眠らせて
子供のように…
それは幻 それは陽炎だって
お願い 微笑んでいて
ぼくはここだと 後ろに立っていてほしい
あの人と行く影は
人違いだと言って
華やかなカ一テンを閉めただけの夜
そよ風が隙間から午後の日差し伝える
目を閉じて そっと目を閉じて
あなたのように…
何も見てない 何も見なくていいって
愛しく髮を撫でて
僕はここだと 部屋で私を迎えて
優しく頰を寄せて
一人でも生きてゆくため
それは幻 それは陽炎だって
お願い 微笑んでいて
何も見てない 君は何も見ていない
優しく囁いていて
一人きり 生きてゆくから
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