1.キラキラ
作詞:小田和正
作曲:小田和正
ゆらゆらゆら 心は揺れる キラキラキラ 時はかがやいてる
いま もういちど約束する 決して 君のことを裏切らない
遠くに見える その夢を まだあきらめないで
かならず そこまで 連れて行くから
ためらうその気持ちも すべて この手に渡して
出会えてよかったと 言える日がきっと来る
ゆらゆらゆら 心は揺れる キラキラキラ 時はかがやいてる
いつの日にか また戻れるなら その時 帰りたい この場所へ
せつない思い出は ふたり 重ねてゆくもの
また来る哀しみは 越えてゆくもの
今はただ目の前の 君を抱きしめていたい
明日の涙は 明日流せばいい
この愛はどこまでも ずっと続いて行くから
明日のふたりに まだ見ぬ風が吹く
Uh こうして今が過ぎてゆくなら もう 語るべきものはない
いつしか 眠りについた君をみつめれば
キラめく星は 空にあふれてる
今はただ目の前の 君を抱きしめていたい
明日の涙は 明日流せばいい
今だから出来ること それを決して 忘れないで
この時 この二人 ここへは戻れない
この愛はどこまでも ずっと続いて行くから
明日のふたりに まだ見ぬ風が吹く
2.秋の気配
作詞:小田和正
作曲:小田和正
あれがあなたの 好きな場所
港が見下ろせる 小高い公園
あなたの声が 小さくなる
僕は黙って 外を見てる
目を閉じて 息をとめて
さかのぼる ほんのひととき
こんなことは 今までなかった
僕があなたから 離れてゆく
僕があなたから 離れてゆく
たそがれは 風を止めて
ちぎれた雲はまた ひとつになる
あの歌だけは 他の誰にも
歌わないでね ただそれだけ
大いなる 河のように
時は流れ 戻るすべもない
こんなことは 今までなかった
別れの言葉を 探している
別れの言葉を 探している
ああ 嘘でもいいから 微笑むふりをして
僕のせいいっぱいの やさしさを
あなたは受け止める はずもない
こんなことは 今までなかった
僕があなたから 離れてゆく
こんなことは 今までなかった
僕があなたから 離れてゆく
3.愛を止めないで
作詞:小田和正
作曲:小田和正
「やさしくしないで」 君はあれから
新しい別れを 恐れている
僕が君の心の 扉を叩いてる
君の心がそっと そっと 揺れ始めてる
愛を止めないで そこから逃げないで
甘い夜は 一人でいないで
君の人生が ふたつに分かれてる
そのひとつが真っ直ぐに 僕の方へ
なだらかな明日への 坂道を駈け登って
いきなり君を抱きしめよう
愛を止めないで そこから逃げないで
眠れぬ夜はいらない もういらない
愛を止めないで そこから逃げないで
素直に涙も 流せばいいから
ここへおいで くじけた夢を
すべてその手に 抱えたままで
素直に涙も 流せばいいから
愛を止めないで そこから逃げないで
4.さよなら
作詞:小田和正
作曲:小田和正
もう 終わりだね 君が小さく見える
僕は思わず 君を抱きしめたくなる
「私は泣かないから このままひとりにして」
君のほほを涙が 流れては落ちる
「僕らは自由だね」 いつかそう話したね
まるで今日のことなんて 思いもしないで
さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ
愛は哀しいね 僕のかわりに君が
今日は誰かの胸に 眠るかも知れない
僕がてれるから 誰も見ていない道を
寄りそい歩ける寒い日が 君は好きだった
さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ
さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ
外は今日も雨 やがて雪になって
僕らの心のなかに 降り積もるだろう
5.Yes-No
作詞:小田和正
作曲:小田和正
今なんていったの 他のこと考えて
君のこと ぼんやり見てた
好きな人はいるの こたえたくないなら
きこえないふりを すればいい
君を抱いていいの 好きになってもいいの
君を抱いていいの 心は今 何処にあるの
ことばがもどかしくて うまくいえないけれど
君のことばかり 気になる
ほら また 笑うんだね ふざけているみたいに
今 君の 匂いがしてる
君を抱いていいの 好きになってもいいの
君を抱いていいの 夏が通りすぎてゆく
ああ 時は音をたてずに ふたり つつんで流れてゆく
そうだね すこし寒いね 今日はありがとう 明日会えるね
何もきかないで 何も なにも見ないで
君を哀しませるもの 何も なにも見ないで
君を抱いていいの 心は今 何処にあるの
君を抱いていいの 好きになってもいいの
君を抱いていいの 心は今 何処にあるの
君を抱いていいの 好きになってもいいの
君を抱いていいの 心は今 何処にあるの
君を抱いていいの 好きになってもいいの
6.言葉にできない
作詞:小田和正
作曲:小田和正
終わる筈のない愛が途絶えた いのち尽きてゆくように
ちがう きっとちがう 心が叫んでる
ひとりでは生きてゆけなくて
また 誰れかを愛している
こころ 哀しくて 言葉にできない
la la la…… 言葉にできない
せつない嘘をついては いいわけをのみこんで
果たせぬ あの頃の夢は もう消えた
誰れのせいでもない
自分がちいさすぎるから
それが くやしくて 言葉にできない
la la la…… 言葉にできない
あなたに会えて ほんとうによかった
嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない
la la la…… 言葉にできない
7.緑の日々
作詞:小田和正
作曲:小田和正
確かに今 振り返れば
数え切れない 哀しい日々 でも
あの時 あの夜 あの頃
ふたりは いつも そこにいた
過ぎてきた あの哀しみは
いつまでも 残るけど
ぼくらが出会った 頃みたいに
もうすこし 素直になれれば
君となら 生きてゆける
君のために 僕が生きてゆく
まるで君が 望むような
僕には なれないかも知れないけど
時はゆく すべてのことを
思い出に 変えながら
その時 またその場所で
僕等は 何を思うだろう
君のために 強くなる
僕には もうなんの迷いもない
何も 恐れないで
今はすべてを 僕に任せて
君のために 強くなる
僕には もうなんの迷いもない
まるで君が 望むような
僕には なれないかも知れないけど
君が 安らかに眠る
すべてを信じて この腕の中で
君となら 生きてゆける
君のために 僕が生きてゆく
8.Oh! Yeah!
作詞:小田和正
作曲:小田和正
ほどけた髪が好き よこ顔はあどけなく
やわらかなくちびる ふさげば Ah
ふざけてるふりして かすれた声 耳もと
ささやく愛はいつでも 言葉 こえて
去りゆく夏の うしろ姿が
恋する二人 切なくさせて
君が指を からませる
Oh! Yeah! Oh! Yeah! Oh! Yeah!
Oh! Yeah! Oh! Yeah! Oh! Yeah!
嬉しい時は右 左の肩は涙
もたれる 君のぬくもり Ah
信じられないくらい やさしいそのほほえみ
ちいさく揺れる胸に 時を忘れて
流れる星に 想いはひとつ
やけにすはだが また触れ合って
いっそこのまま 夜明けまで
Oh! Yeah! Oh! Yeah! Oh! Yeah!
Oh! Yeah! Oh! Yeah! Oh! Yeah!
流れる星に 想いはひとつ
やけにすはだが また触れ合って
いっそこのまま 夜明けまで
Oh! Yeah! Oh! Yeah! Oh! Yeah!
Oh! Yeah! Oh! Yeah! Oh! Yeah!
9.ラブ・ストーリーは突然に
作詞:小田和正
作曲:小田和正
何から伝えればいいのか 分からないまま時は流れて
浮かんでは 消えてゆく ありふれた言葉だけ
君があんまりすてきだから ただすなおに 好きと言えないで
多分もうすぐ 雨も止んで 二人 たそがれ
あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら
僕等は いつまでも 見知らぬ二人のまま
誰れかが甘く誘う言葉に もう心揺れたりしないで
切ないけど そんなふうに 心は縛れない
明日になれば君をきっと 今よりもっと好きになる
そのすべてが僕のなかで 時を超えてゆく
君のためにつばさになる 君を守りつづける
やわらかく 君をつつむ あの風になる
あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら
僕等は いつまでも 見知らぬ二人のまま
今 君の心が動いた 言葉止めて 肩を寄せて
僕は忘れないこの日を 君を誰にも渡さない
君のためにつばさになる 君を守りつづける
やわらかく 君をつつむ あの風になる
あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら
僕等は いつまでも 見知らぬ二人のまま
誰かが甘く誘う言葉に 心揺れたりしないで
君をつつむ あの風になる
あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら
僕等は いつまでも 見知らぬ二人のまま
10.my home town
作詞:小田和正
作曲:小田和正
ここで夢を見てた この道を通った
できたばかりの根岸線で 君に出会った
まだ人の少ない 朝の駅のホームで
待ち合わせた短い時 次の電車が来るまで
my home town my home town
海に囲まれて こゝで生まれた
僕らの好きだった あの店も もう無い
あの頃の横浜は遠く 面かげ残すだけ
my home town my home town
どんなに変っても 僕の生まれた街
どんなに変っていても
あの頃 こゝは僕らの 特別な場所だった
今でもこゝに来れば 丘の上 僕らがそこにいる
my home town my home town
海に囲まれて こゝで生まれた
my home town my home town
どんなに離れていても またいつか来るから
11.風の坂道
作詞:小田和正
作曲:小田和正
君とはじめて会った その時から
自分が 変わってゆくのが分かった
君がはじめて 涙 流した時
人を傷つける 哀しさを知った
ありふれた日々が かゞやいてゆく
ありふれた今が 思い出に変わる
誰のものでも 誰の為でもない
かけがえのないこの僕の人生
愛という言葉をはじめて 語ってから
このまゝ流されては 生きてゆけないと誓った
こうしてこの時が 続けばと願ってから
人生はやがて たしかに終わると感じた
ありふれた日々が かゞやいてゆく
ありふれた今が 思い出に変わる
誰のものでも 誰の為でもない
かけがえのないこの僕の人生
言葉の前に走り出す いつも遠くを見ている
いゝわけしていないか 怒りを忘れてないか
弱いから立ち向かえる 哀しいからやさしくなれる
時はこぼれていないか 愛は流されていないか
二人で生きる 夢破れても
二人立ち尽くしても 明日を迎える
誰のものでも 誰の為でもない
かけがえのない 今 風に吹かれて
かけがえのないこの僕の人生
ほんとうに大切なものに 気がついて
それを忘れてはいけないと 心に
決して それを忘れてはいけないと
12.伝えたいことがあるんだ
作詞:小田和正
作曲:小田和正
伝えたいことがあるんだ 君のことが好きだから
はてしなく続く 長い 道を 君と歩いてゆきたい
今の僕が君に あげられるものがあるとすれば
ありふれた愛のことば それと 明日の約束だけ
こんなにせつなくなるほど 人を好きになれるんだね
君と出会った夏を 決して 決して 忘れない
やがていつかこのときも 思い出に変わってゆくんだね
その時 こゝで こんな風に 今のまゝで会えたらいいね
気づかないうちに 愛は 知らないうちに心は
思い出だけを 置き去りにして 流されてゆくから
もういちど生まれたとしても きっと君を見つけるから
なぜ君か分からない でも 君しか見えない
こんなにせつなくなるほど 人を好きになれるんだね
君と出会った夏を 決して 決して 忘れない
この夏が来る ずっと前から きっと時はこゝへ向かって 流れてた
ふたつの道が ひとつになる こゝからは 君を ひとりにさせない
もういちど生まれたとしても きっと君を見つけるから
なぜ君か分からない でも 君しか見えない
やさしくなる 強くなれる 君となら 夢 追いかける
君と出会った夏を 決して 決して 忘れない
伝えたいことがあるんだ 君のことが好きだから
はてしなく続く 長い 道を 君と歩いてゆきたい
13.緑の街
作詞:小田和正
作曲:小田和正
忘れられない人がいる どうしても会いたくて
またここへ来る 思い出の場所へ
その人のために今は 何もできない
どんな小さなことも あんなふうに
もしできることなら あの日に戻って
もういちどそこから 歩き始めたい
誰より君のことが 君のすべてが
今も好きだとそれを 伝えたい
届け この想い あの日の君に
届け この想い 今の君に
いつかきっと会える その時まで
僕はここで待ってるから いつまでも待っているから
傷つけた人がいる たゞ若すぎたから
流れた涙も 気づかないで
緑が街を やさしく 包む頃は
別れた時の君を 思い出す
届け この想い あの日の君に
届け この想い 今の君に
いつかきっと会える その時まで
僕はここで待ってるから いつまでも待っているから
届け この想い あの日の君に
届け この想い 今の君に
いつかきっと会える その時まで
僕はここで待ってるから いつまでも待っているから
いつまでも待っているから
14.風のように
作詞:小田和正
作曲:小田和正
移りゆく時の流れのまゝに たゞ 身を任せているだけなら
高い丘の上にのぼって 風に吹かれていたい
失うことを恐れることなく 輝いてた日々を今は忘れて
高く高く 信じるままに 秋の空のように
誇りある道を歩いてく どんな時も
やがていつか ひとりだけになってしまうとしても
こゝから先へはもう進めないと くじけそうになる時はいつでも
君のことを思い出して 歩き始める もういちど
そして僕は 君のために 何ができるかと考える
そして僕は 強くなるより やさしくなりたいと思う
やさしくなりたいと思う
あの風のように やわらかく 生きる君が
はじめて会った時から 誰れよりも好きだった
そこから逃げれば 夢はないだろう
振り返るのは 最後だけでいい
その時 Uh はじめて すべてを 語ればいいから
誇りある道を歩いてく どんな時も
やがていつか ひとりだけになってしまうとしても
あの風のように やわらかく 生きる君が
はじめて会った時から 誰れよりも 誰れよりも好きだった
15.woh woh
作詞:小田和正
作曲:小田和正
不思議だね 二人が こうして 会えたこと
そのために 二人こゝへ 生まれて 来たのかな
はじめて 二人で 二人だけで 歩いた
あの時 多分 僕は 君が好きに なったんだ
息を とめて 君を見つめてる
woh woh woh woh 君を抱きしめていたい
確かな ことなど 今 何も ないけど
ほんとうに 大切なことは 君が 教えてくれた
いつか 君の その悲しみは
woh woh woh woh きっと 忘れさせるから
僕は 君に 何も 誓えない
でも 僕は 君のために せいいっぱいの 人生を 生きる
いつか 君の その哀しみは
woh woh woh woh きっと 忘れさせるから
息を とめて 君を見つめてる
woh woh woh woh 君を抱きしめていたい
|