昔の名前で出ています/ついて来るかい/女房きどり

小林旭 昔の名前で出ています/ついて来るかい/女房きどり歌詞
1.昔の名前で出ています

作詞:星野哲郎
作曲:叶弦大

京都にいるときゃ
忍と呼ばれたの
神戸じゃ渚と名乗ったの
横浜(ハマ)の酒場に 戻ったその日から
あなたがさがして
くれるのを待つわ
昔の名前で出ています

忘れたことなど
一度もなかったわ
いろんな男を 知るたびに
いつもこの胸 かすめる面影の
あなたを信じて ここまできたわ
昔の名前で出ています

あなたの似顔を
ボトルに書きました
ひろみの命と 書きました
流れ女の さいごの止まり木に
あなたが止まって
くれるのを待つわ
昔の名前で出ています


2.ついて来るかい

作詞:遠藤実
作曲:遠藤実

ついて来るかい 何も聞かないで
ついて来るかい 過去のある僕に
君を愛していればこそ
生まれ変われた僕なのさ
ついて来るかい 涙をわけあい
ついて来るかい 僕を信じて

ついて来るかい 噂気にせずに
ついて来るかい 悲しみの僕に
身体の弱い君なのに
苦労をかけてすまないね
ついて来るかい 何も持たない僕に
ついて来るかい しあわせ求めて

なんでそんなにかわいい瞳で
僕をみつめて泣かすのさ
ついて来るかい あしたからふたり
ついて来るかい どこまでもふたり


3.女房きどり

作詞:星野哲郎
作曲:叶弦大

あなたは着物が すきだから
着物にしたのと いう女
そんなに飲んでは だめですと
女房きどりで 涙ぐむ
あの瞳は信じて いるんだね
嘘の上手な このおれを

あなたの故郷へ 行きたいと
夕陽をみながら いう女
別れがきたのも 知らないで
女房きどりで 肩よせる
やさしい心に ふれるたび
罪の深さが 身をせめる

あなたに好かれる ためならば
なんでもしますという女
どうすりゃいいのよ 教えてと
女房きどりで すがりつく
うなじの白さが 目にしみて
なにも言えない おれなのさ