雪椿

小林幸子( こばやしさちこ ) 雪椿歌詞
1.雪椿

作詞:星野哲郎
作曲:遠藤実

やさしさと かいしょのなさが
裏と表に ついている
そんな男に 惚れたのだから
私がその分 がんばりますと
背(せな)をかがめて 微笑み返す
花は越後の 花は越後の
雪椿

夢にみた 乙女の頃の
玉の輿には 遠いけど
まるで苦労を 楽しむように
寝顔を誰にも 見せないあなた
雪の谷間に 紅さす母の
愛は越後の 愛は越後の
雪椿

つらくても がまんをすれば
きっと来ますよ 春の日が
命なげすて 育ててくれた
あなたの口癖 あなたの涙
子供ごころに 香りを残す
花は越後の 花は越後の
雪椿


2.母ひとり

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

苦労した 母の手のひら
我が子らの 為だけに生きて
倖せと聞けば 倖せだよと
小さく うなずく 微笑(ほほえみ)
いつまでも いつまでも 母ひとり
いつまでも いつまでも 母ひとり

髪を梳(す)く 指の細さよ
愛おしく こみあげる涙
長生きをしてね 杖をついても
想い出 訪ねて 歩こう
いつまでも いつまでも 母ひとり
いつまでも いつまでも 母ひとり

アルバムの 若き写真を
自慢する あどけない姿
人生はいいよ 楽しかったと
遠くを見つめる 横顔
いつまでも いつまでも 母ひとり
いつまでも いつまでも 母ひとり

いつまでも いつまでも 母ひとり
いつまでも いつまでも 母ひとり