暫存

妖精帝國 暫存歌詞
1.導きの蒼

作詞:橘尭葉
作曲:橘尭葉

いとしさの痛みを 優しく癒す光
暖かな 空の中へ

涙を固めた宝石に 封じた思いの重さ
たった一つの願いを 護り続けて
駆り立てるときも
あなたへの 声に気付いて…

空色の蒼さで 照らす漆黒の闇
透き通る 石に変えて
繋ぐ掌 戸惑う心溶かして
迷える 紡ぎ手たち

誰もが安らぐ世界へと 導く天与の力
成すべき事に答えを 探し続けて
さまよえる時も
抱き留める 腕に気付いて…

風薫る蒼さで 払う漆黒の闇
恐れずに 見つめ合って
過ちなんて 何度もやり直せばいい
小さな 守り手たち

いとしさに満ちた蒼き惑星(ほし)に
生ける民よ 紡ぎ手よ 新たな世界へ

空色の蒼さで 照らす漆黒の闇
透き通る 石に変えて
繋ぐ掌 戸惑う心溶かして
輝き 放ってゆく


2.穢れ無き月の毒

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

穢れ無き月の 毒に蝕まれた
透き通る白き躰は 錆色に染まって

もし私が いなくなれば
この世界は やがて閉じる

赦された時間は 風の如く過ぎて
遺された大地は 薄らぎ消えてゆく

霧に咲く花も 露を呑む草木も
暁に目覚める前に 人知れず逝かせて

もし私を いつのひにか
見つけたなら 教えて欲しい

私の死に顔は 笑えていましたか
この胸の痛みに 耐えれていましたか

湖の底で 月に抱くかれ眠る
やがてこの世界閉じても 淋しくないように


3.誰そ彼の月華

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

漂う波に寄り添う華は
あまりにも脆く散り急く
泡沫の繚乱物語

誰そ彼の宵月に紅染めの月華が咲き
命の灯籠ともし
鋼の躰に誓いを羽織って
紅差す華を護り賜ふ
枯れて尚

硝子の瓶に囚われ咲いた
一輪の凄惨な過去を露に溶かして
禊ぎの蜜に誘われし蝶の
描く儚き残酷な
白昼の夢見物語

苟且(かりそめ)の縁でも美しく散華(さんげ)に消ゆ
きつく締上げた帯
レエスに忍ばす決意の刺繍は
羽ばたき嘆く選び賜ふ
天か地か

歪(いびつ)な剣に魅せられ生きた
荒れ狂う魂の熱で天を焦がして
清めの炎は置き去りし今日の
追憶を虚飾で彩る
まやかしの絢爛物語

禁断の華を 手折るのならば
どうぞ(どうか) ずっと(ずっと)
散るまで傍にいて

硝子の瓶に囚われ咲いた
一輪の凄惨な過去を露に溶かして
禊ぎの蜜に誘われし蝶の
描く儚き残酷な
白昼の夢見物語


4.一片の雫

作詞:橘尭葉
作曲:橘尭葉

乾いた唇に触れた 記憶 過ぎ去った想い出達
朝露の雫に濡れた 風が 縛る闇を解き放つ

切なく揺れる 瞳 見つけて欲しくて
声にならない 気持ち 伝えたくて

空が眩しくて 独り寂しくて
同じ夢を見て 求めて
遠く長いこの道を 並んで歩き出す未来
そして 想う 君を…

重ねた掌に落ちた 涙 沢山の想い出達
木漏れ日の下で見つけた 夢と 一片(ひとひら)の舞う花びら

優しく満ちた 光 二人を包んで
永遠に今 時が紡ぎ出した

風が冷たくて すぐに会いたくて
ずっと待ってるって 伝えて
少し勇気を出したら 全てが廻り出す未来

空が眩しくて 独り寂しくて
同じ夢を見て 求めて
遠く長いこの道を 並んで歩き出す未来
そして 願う 君を…


5.memini

作詞:橘尭葉
作曲:橘尭葉

透明な心は淋しそうで
惹かれあう孤独は時を埋めた
暖かな安らぎ求め合って
柔らかな空気に瞳閉じて

つつまれたタ凪に 揺らめいて融けていく

かけがえの無き者 護る覚悟胸に抱いて
何よりも確かな 気持ち二人重ねたなら
生まれた意味を知るでしょう…

儚くも優しい記憶辿り
大切な想いが想うままに
閉ざされた記録を紡ぎ直す
あの時の約束果たす為に

懐かしい空の下 すれ違うあの丘へ

かけがえの無き者 護る為に迷わないで
何よりも確かな 言葉くれたあの夏の日
時が巡り身が果てても
君に御霊は導かれ…


6.小聖女の唄

作詞:橘尭葉
作曲:橘尭葉

心 心に 宿る花融け
夢 夢に 見る春の陽へ

深 深に 命の剣
満ち 満ちし 目覚めを待ちて

行き着く塔か 護りしは
息尽く冬花 魔洩りしは

導き 誘われて 母へと還らんと
集めし 花言葉 ひとつに還らんと
想うほどに消えゆかん……

沁 沁と 捧げる祈り
朽ち 朽ちて 天寿は対価

大河凍てつき 仕舞いしも
体が射て突き 死舞いしも

導き 誘われて 天与のそのままに
集めし 花言葉 咲かせて無に帰して
光放ち消えゆかん……

心 心に 宿る花融け
夢 夢に 見る春の陽へ


7.EGOIST

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

人は神代の昔造られ
未だ贖(あがな)えぬ罪を宿して

天地創造 万物流転
全知全能 生殺与奪

響け 天と地を繋ぐ雷鳴よ
因果律時空を奏でて

縋り付いて涙流して庇護を求めて罪を悔いても
差し伸べた慈悲にも気がつかない
愚かなるEGOIST

人は太古の昔生まれて
同じ過ちを幾度重ねて

天地創造 万物流転
全知全能 生殺与奪

命の無駄使い無防な日々に
救済の刺激を持て成す

目が眩んで欲に塗(まみ)れて策に溺れて絶望しても
自分を慰めるしか出来ない
憐れなるEGOIST

響け 天と地を繋ぐ雷鳴よ
因果律時空を奏でて

縋り付いて涙流して庇護を求めて罪を悔いても
差し伸べた慈悲にも気がつかない
愚かなるEGOIST

人は神代の昔造られ


8.空想メソロギヰ(TV size)

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

ConsentesDei/Juno/Jupiter/Minerva/Apollo/Mars/Ceres
Mercurius/Diana/Bacchus/Vulcanus/Pluto/Vesta/Venus

微睡(まどろ)みの淵で目蓋に揺蕩う

夢想の神は優雅に微笑み死を降し
時空を総べる因果の鎖は絡み出す

神の与えし空想 Program

さぁ eins zwei drei! 重なり合う
さぁ eins zwei drei! 死を躱して

消滅の遊戯に焦がれる奇跡を奪う Survivalgame
螺旋のように

哀憐(あいれん)なる傍観者
焦がれる生死よりも遠く
最果てにある箱庭で
終わりのない奇跡があると
信じていた


9.愚かな結末

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

侵略 オー!
戦闘 オー!
突撃 オー!
進め オー!

異國の地へと赴き
孤絶受け止め耐え忍びて
我が求めたるイデアの
切望を築き上げる

誇り持たぬ脆弱者は
今すぐこの地を潔く去れ

急き立てる焦燥と孤独は
目蓋に閉じこめて
涙は決して見せない

響け天に勝ち鬨の声よ
暁に染まれ
穿つ瞳で繋いだ思想は
流す血よりも赤く
滾る死はまだ
怒りの中で微睡んでいる

I'm invader
異端のAn invader

憐れな先住者らよ
今更赦しを乞うつもりか
土に還りて己の
迂闊さを嘆くがいい

傲り知らぬ恥ずべき者は
いずれ絶望に飲まれると知れ

狼狽える同士らの言葉も
微笑みで返して
迷いは決して見せない

奪え此の地を不浄に堕ちた
護れ何度でも
正義なら自分の心の
中にあればそれで良い
最期まで
貫くならいずれ勲章となる

I'm invader
異端のAn invader

さぁ平伏せ愚かな民よ
我が理想をこの地に託す

急き立てる焦燥と孤独は
目蓋に閉じこめて
涙は決して見せない

響け天に勝ち鬨の声よ
暁に染まれ
穿つ瞳で繋いだ思想は
流す血よりも赤く
滾る死はまだ
怒りの中で微睡んでいる

I'm invader
異端のAn invader

呼び戻して輝く大地よ


10.Herrscher

作詞:YUI
作曲:橘尭葉

叫べ獅子の如く
退け脱兎の如く
現在(いま)に魅入られしは
未来統べる闘争

響け死の音色よ
明日は我らの手に
終結を迎えた
幕開けを讃えよ

旗揚げて
警鐘打ち鳴らして
風はためく
紅の旗章

Geh'!
Geh'!
Geh'!
Nicht aufgeben!
Kampfen!
Kampfen!
Kampfen!
Nicht aufgeben!

人は我の如く
我は神の如く
眼前に聳える
塔に住まう恍惚

流れる朱き血が
天(そら)の色を変えても
進め 不動の意思で
奈落堕つる時まで

骨埋めよ
現況受け流して
愛しの我が
子は全てを視る

Geh'!
Geh'!
Geh'!
Nicht aufgeben!
Kampfen!
Kampfen!
Kampfen!
Nicht aufgeben!

「未来永劫其の力我が者とせよ
自らの意思と手で悲願成し遂げ
下らぬ異常奸計我が手中にあり
我が求めたる執着更なる進化」

旗掲げて
警鐘打ち鳴らして

Geh'!
Geh'!
Geh'!
Nicht aufgeben!
Kampfen!
Kampfen!
Kampfen!
Nicht aufgeben!