風船

天野月子( 天野月 ) 風船歌詞
1.風船

作詞:天野月子
作曲:天野月子

小さい頃は
指から抜けて浮かんでいく風船が好きで
両手いっぱいの
きらめくおもちゃを
一斉に放した

いつの頃だろう
大事なたからを失くしていくのが怖くなってた
片付けられずに
溢れかえるのに

君と歩こう
ひしゃげてる鞄持って
ありったけの夢をぶら下げて行こう
星くずが泣いてまっくらになる時も
わたしには聞こえる
あなたの呼び鈴

時々萎んでためいき吐いて
しわくちゃになっていく顔
逃げてしまった
しあわせの分を
吹き込めばいいのに

わたしは下手で
思いきり吹いていくつも破いた
大きく破れた風船かかえて
後悔するのに

君と歩こう
ひしゃげてる鞄持って
ありったけの夢をぶら下げて行こう
もしもあなたから遠くはぐれた夜も
わたしには聞こえる
あなたの呼び鈴

星くずが泣いてまっくらになる時は
あなたへと運んで
わたしの風船


2.光線

作詞:天野月子
作曲:天野月子

のらりくらりしてる生活のフーテン
君の眼差しから出てんだ光線

バッドニュースばっか垂れる
ブラウン管よりずっと
君の見つめる瞳に溜息さ

空に帰路を描く青い飛行船
君を独り占めした今宵は晴天

いつまでだって傍で佇んでいてあげる
君が望んでる未来を越えて

曇った空から天使が降りてきたんだ
君の頬染められる 必殺技をおくれよ
目と目で伝心 そんな歌もあったけど
慰めにもならない
いたずらなYOUは STRAY CAT

君のために認めてきた便箋
言葉少なに書いた想いを放電

転がり墜ちていく最終章は破って
ふたり笑ってる未来を書こう

たとえば挫けて迷子になった夕暮れは
霧の中照らし出す 必殺技をおくるよ
足りない威力も そっと補ってあげるよ
君に捧げた魔法
幻にならないで

曇った空から天使が降りてきたんだ
君の頬染められる 必殺技をおくれよ
目と目で伝心 そんな歌もあったけど
慰めにもならない ミラージュのSWING
たとえば挫けて迷子になった夕暮れは
霧の中照らし出す 必殺技をおくるよ
足りない威力も そっと補ってあげるよ
君に捧げた魔法
いたずらなYOUはSTRAY CAT