男の夜明け

天童よしみ( 天童芳美 ) 男の夜明け歌詞
1.男の夜明け

作詞:吉岡治
作曲:弦哲也

泣いてこの世を 生きるより
笑って生きろと 励ました
俺もあいつも
蛇足(だそく)ばかりの 人生だけど
夢を捨てずに いるかぎり
きっと来る来る きっと来る来る 男の夜明けが

寄らば大樹の 蔭よりも
嵐に打たれる 枝でいい
時代遅れが
媚(こび)を売らない 苦酒(にがざけ)のめば
いつか天下を 廻り持ち
きっと来る来る きっと来る来る 男の夜明けが

月にむら雲 花に風
それでも希望(きぼう)を 背負(しょ)って立つ
なにがあっても
意地が男の つっかい棒だ
花も実もある 人生さ
きっと来る来る きっと来る来る 男の夜明けが


2.歌姫越え

作詞:山田孝雄
作曲:山田年秋

山が恋しと 歌うのは
こだまを探す 恋ごころ
ふたりでは 辿れぬ道が
今ここで 途切れたら
そめい吉野の 胡蝶の舞いに
あなた尋ねて 歩きます

小石並べる 明日香川
想いは届く あの人に
うわべなら 流されましょう
好きだから 渡らせて
赤や黄色の 小波曳いて
舟になれなれ にしき鯉

もしもわたしが 泣いたなら
涙をふいて くれますか
ありがとう こころをこめて
変わらない この愛は
明日を信じて 歌姫越えの
野辺に咲くのね 思い草