全曲集

原田ゆかり 全曲集歌詞
1.酒場にて

作詞:山上路夫
作曲:鈴木邦彦

好きでお酒を 飲んじゃいないわ
家にひとり帰る時が
こわい私よ
あのドアを開けてみたって
あなたはいない
暗い闇が私を 待ってるだけよ
また長い夜をどうして
すごしましょう
愛の香りも 消えたあの部屋

どうぞお店が 終る時まで
ここにおいてひとりだけで
飲んでいるから
死ぬことも出来ず今でも
あなたを想い
今日もひとり酒場で
泣いてる私
また長い夜をどうして
すごしましょう
愛の香りも 消えたあの部屋

死ぬことも出来ず今でも
あなたを想い
今日もひとり酒場で
泣いてる私
また長い夜をどうして
すごしましょう
愛の香りも 消えたあの部屋


2.蜃気楼


3.三味線ロンリー・ブルー


4.GENYADANA


5.昭和街道


6.さだめ花

作詞:水木れいじ
作曲:竹田喬

命かけても 添えない人と
知っていながら 惚れました
死ぬほど好きなの ねぇあなた
つれて逃げたい あの世まで……
燃えて 燃えて 燃えて 燃えて哀しい
一夜の夢に
生きる女の あゝ運命花

逢えぬつらさに 眠れぬ夜は
髪の芯まで すすり泣く
死ぬほど好きなの ねぇあなた
つれて逃げたい あの世まで……
燃えて 燃えて 燃えて 燃えてせつなく
名前を呼べば
影もやせます あゝ運命花

こんど逢えたら いとしい胸に
あつい吐息で 炎をつける
死ぬほど好きなの ねぇあなた
つれて逃げたい あの世まで……
燃えて 燃えて 燃えて 燃えてこがれて
ふたりの夜を
そっと待ちます あゝ運命花


7.女…そして女


8.つれあい

作詞:たかたかし
作曲:市川昭介

惚れたおまえとしみじみと
盃かわす旅の宿
久しぶりだななあおまえ
ほんと久しぶり
生きるに下手なこの俺を
ささえてくれたいい女

つらいことなど忘れたと
笑って酒を注ぐおまえ
酔っていいわねねえあなた
今夜はふたりきり
涙をかくしこの俺を
ささえてくれたいい女

花が咲く日も枯れる日も
ふたりいつも一緒だよ
体いたわれなあおまえ
あなたも大切に
生きるに下手なこの俺を
ささえてくれたいい女


9.風はこんやも北々西 -西海恋絶唱-

作詞:阿久悠
作曲:三木たかし

あなたが忘れた故郷は
あなたを忘れていませんと
書いた手紙の重たさに
女はため息つくのです
風はこんやも北々西
九十九島に星あかり
過ぎた恋など抱きしめて
夢を頼りに眠ります

三日に一度の恋便り
十日に一度に間があいて
やがて一年何もなく
女は待つ身を覚えます
風は今夜も北々西
九十九島すすり泣き
カタリカタリと恋幻灯
胸に映しているのです

黄金に色づく夕映えの
景色が何より好きでした
そんなあなたが何故に
女を残して行くのです
風はこんやも北々西
九十九島に波が散る
ここで逢いたい暮らしたい
思い一つで生きてます


10.大勝負

作詞:下地亜記子
作曲:水森英夫

為せば成る成る 為さねば成らぬ
どんとやりぬけ 男なら
腹におさめた 大きな夢を
捨ててたまるか ぶち当たれ
意地だ根性だ 大勝負

惚れていりゃこそ 笑顔のままで
俺のあとから ついて来る
おまえ泣かせた 苦労の借りは
きっと返すぜ 倍にして
夢だ真実だ 大勝負

先を行く奴ァ おそれはせぬが
胸の弱気が こわいのさ
くやし涙は 拳にかくし
命燃やすぜ 勝つまでは
忍だ我慢だ 大勝負


11.夢見鳥

作詞:下地亜記子
作曲:岸本健介

女心も 知らないで
雨に消えてく うしろ影
せめても一度 もう一度 抱いてよあなた
ダメねダメね いやねいやね
泣けてくるほど 惚れたのよ
夢から夢へ 夢から夢へ
あなたきまぐれ 夢見鳥

逢えぬせつなさ 恋しさに
指の先まで やせました
せめて電話のひとつでも かけてよあなた
飲んで酔って 酔って浮かれ
今日もどこかの 止まり木か
夢から夢へ 夢から夢へ
あなたきまぐれ 夢見鳥

涙 溜息 まぜて飲む
弱い女の ひとり酒
せめて淋しい雨の夜は 逢いたいあなた
咲くも花ね 散るも花ね
恋の運命は つらいのね
夢から夢へ 夢から夢へ
あなたきまぐれ 夢見鳥


12.くちべに追分


13.千々に乱れて


14.石狩平野


15.夕顔


16.櫂

原田ゆかり・香田晋
作詞:石本美由紀
作曲:叶弦大

(男)俺と苦労をする気なら
(男)旅に出ようか人知れず
(女)いいわあなたと一緒なら
(女)恋に運命をあずけます
(男)船を漕ぐには櫂がいる
(男)生きて行くには妻がいる
(女)好きなあなたのためならば
(女)櫂に私はなりましょう
(男女)春は花秋は月冬は雪
(男女)二人巡る歳月を 越える旅路川

(男)寒くないかい人の世は
(男)いつも冷めたい風はかり
(女)いいえあなたとつなぐ手が
(女)離れなければいいのです
(男)船の命が櫂ならば
(男)俺の命はお前だよ
(女)生まれ故郷の渡し場は
(女)母が泣くよな雨が降る

※(男女)春は花秋は月冬は雪
(男女)二人巡る歳月を 越える旅路川※

(※くり返し)