君の涙は俺がふく

北沢健 君の涙は俺がふく歌詞
1.君の涙は俺がふく

作詞:石森ひろゆき
作曲:石森ひろゆき

泣けたよ あん時ゃ こらえきれなくて
旅立つ背中で すすり泣いた人
行かなきゃならない 旅がある
男の胸には 地図がある
泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ
今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる

飲んだよ ひとりで 込み上げた夜は
見知らぬ酒場で 君の名を呼んだ
届かぬ面影 引きずって
どこかに二人の 明日はある
泣きなよ 今夜は 冬を越えて来た
今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる

泣いたね ふたりで やっと逢えた日は
遠くで手を振る 笑顔見た時に
故郷の山さえ 光ってた
男の夢路を 貫いた
泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ
これからずっと 君の涙は 俺が拭いてやる


2.男、仕事の帰り道

作詞:石森ひろゆき
作曲:石森ひろゆき

死んだ親父を 想い出す
汚ねぇ手をしてなぁ
今じゃよ 今じゃよ
不幸も かけられぬ

老けたお袋 ひとりでよ
働きづくめでなぁ
今じゃよ 今じゃよ
腰が戻らないとさ

男 仕事に行くときにゃ
背中に背負うものがある
そいつを 下ろして
今夜は飲ませろよ

膝の古傷 さすればよ
裏山 思い出す
今もよ 今もよ
転げ落ちてるぜ

男 仕事の帰り道
一杯いくらの 夢を見る
振り向きゃ ふるさと
遠くなるばかり

うつむきゃ なおさら
遠くなるばかり

死んだ親父を思い出す