面影の都

冰川清志( 氷川きよし ) 面影の都歌詞
1.面影の都

作詞:仁井谷俊也
作曲:杜奏太朗
編曲:伊戶のりお

水の都の 黃昏どきは
あの人この人
空似(そらに)の人が 行(ゆ)く
あの娘(こ)今ごろ どうしてる
笑顏の可愛い 娘(こ)だったよ
戀しくて(戀しくて…)
逢いたくて(逢いたくて…)
七色ネオンに 面影うかぶ

イチョウ並木に パラソルひとつ
觸れあう肩先 ぬくもり感じてた
あの娘(こ)今ごろ どうしてる
掃っておいでよ 僕の胸
戀しくて(戀しくて…)
泣きたくて(泣きたくて…)
夜風にいとしい 名前を呼んだ

噂たずねて キタからミナミ
誓いの指環を その手にいつの日か
あの娘(こ)今ごろ どうしてる
素直で一途な 娘(こ)だったよ
戀しくて(戀しくて…)
せつなくて(せつなくて…)
川面にやさしい 面影ゆれる


2.故鄉はわが胸に

作詞:仁井谷俊也
作曲:大谷明裕
編曲:佐伯亮

鄉里(くに)を發(た)つ日の 卡みち
夕陽がこころに 熱かった
あれから三年 もう五年
つらい時には 思いだす
夢を語った あの友よ
あゝ故鄉は わが胸に…

花の浴衣が 似合ってた
あの娘は誰かに 嫁いだか
互いに戀とは 氣づかずに
遠く離れた 二十歲(はたち)まえ
せめて祈るよ 倖せを
あゝ故鄉は わが胸に…

雨が小窗を 濡らす夜は
ひとりの寒さが 身に沁みる
草笛·柿の木 水車小屋
今日は掃ろう 夢ん中
父は達者か おふくろは
あゝ故鄉は わが胸に…