ふるさと津軽

佐々木新一 ふるさと津軽歌詞
1.ふるさと津軽

作詞:仁井谷俊也
作曲:水森英夫

北の地酒をヨー 手酌で呑めばヨー
遠い故郷(こきょう)を 思いだす
榾(ほだ)ですゝけた いろり端
夜なべ針さす あいつが浮かぶ
ハァー ふるさと津軽はヨー 酒ん中

数え三つのヨー あの子は寝たかヨー
抱いてやりたい ぬくい腕(て)で
瞼ぬらせば 虎落(もがり)笛(ぶえ)
白い野面(のづら)が 吹雪に昏(く)れる
ハァー ふるさと津軽はヨー 雪ん中

岩木お山にヨー 林檎(リンゴ)の花がヨー
咲けば親子で 水いらず
酔ってひと節 口ずさむ
郷里(くに)のじょんがら 春待つこころ
ハァー ふるさと津軽はヨー 夢ん中


2.リンゴの花が咲いていた

作詞:横井弘
作曲:櫻田誠一

リンゴの花が 咲いていたよ
別れの駅は 遠かったよ
さようなら さようなら
おさげの人は 見えなくて
花だけ白い 花だけ白い 道だったよ

お城が空に 浮いていたよ
お岩木山は 月だったよ
さようなら さようなら
好きだと知った そのあとの
瞼にしみる 瞼にしみる 夜だったよ

リンゴの花が 咲いていたよ
リンゴのような 人だったよ
さようなら さようなら
心の中で 呼びかける
津軽は夢の 津軽は夢の 国だったよ