1.禁区
作詞:売野雅勇
作曲:細野晴臣
私からサヨナラしなければ
この恋は 終わらないのね
ずるい人…大人の手口ね
ため息ひとつ また催眠かける
ときめきが 理性に目隠しする
これ以上進んだら 自信がないわ
戻りたい 戻れない 気持ちうらはら
とまどいはもう愛ね…そろそろ禁区
あそびならまだましよ 救われるから
他のひと愛せれば いいのだけれど
それはちょっとできない 相談ね
理由もなく引かれてた 陰りさえ
今なら意味も分かるわ
「このあたり潮時…」とあなたは
思っているはず 横顔違う
謎めいた 微笑み 惑わされて
振り向けば 帰り道 黄昏れの中
「平凡な愛でいい…」心うらはら
危険な気なあなたしか もう愛せない
唇口でふさがれた 胸がつぶやく
私からサヨナラを 言わせるつもり…
それはちょっとできない 相談ね
戻りたい 戻れない 気持ちうらはら
とまどいはもう愛ね…そろそろ禁区
あそびならまだましよ 救われるから
他のひと愛せれば いいのだけれど
それはちょっとできない 相談ね
2.トワイライト -夕暮れ便り-
作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
こめかみには 夕陽のうず
てりかえす海 太陽にそまる
日傘の下 目を細めて
あおいだ景色 あなたにも見せたい
絵はがきを 一枚だけ
さりげなく あなたへ出す
元気です 一行だけ
したためて ポストへ落とす
やはりあなたと 一緒にいたい
ひとこと 書きあぐね
感じますか 届きますか
このたそがれと 恋ごころまでも
まぶしいほど 苦しいほど
あなたへの愛 迷わない 今なら
明日もう一度 心をこめて
手紙を書くつもり
感じますか 届きますか
このたそがれと 恋便りまでも
あなたが好き 苦しいほど
もう迷わずに 今日からは言えます
3.キャンセル!
作詞:売野雅勇
作曲:伊豆一彦
見せかけの強がりは
傷つくことが 誰より怖いだけ
心では 何もかも
お好きなようにと つぶやいてる
あなたの言葉で 心裸にされ
このままじや 私立ってられない
※崩れそうよ 崩れそうよ
好きだなんて 二度と言わないで
胸にかけた ブレーキが
つま先から脱れてく
取り消してよ 取り消してよ
優しさはいつでも 罪つくり
触れた指が 罠になるわ
そこから先は キャンセル!※
スリルなら卒業よ
一瞬しのぎに見る夢 辛いだけ
知ってるわ 男の子
むやみに愛を 欲しがることも
それでもあなたの笑顔 淋しそうで
視線が外せない… 危険信号
崩れそうよ 崩れそうよ
軽い子だと 誰か叱って
瞳の奥 覗かないで
恥かしい私がいる
取り消してよ 取り消してよ
見た目よりも 純情だから
信じやすくできてるのよ
そこから先は キャンセル!
(※くり返し)
4.あなたのポートレート
作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
軽くウェーブしてる 前髪がとても素敵
そっとぬすみ撮りしたの あなたのポートレート
あの日に ボートが ぶつかって
帽子を落として いなければ
他人のままで こんなときめきもない
恋は 信じられない偶然
軽くウェーブしてる 前髪がとても素敵
いとしげに眺めてる あなたのポートレート
噂じゃ なんだか 謎のひと
恋人いるよな いないよな
私を見ても ちょっと眼を伏せるだけ
少し 愛情分けて下さい
いとしげに眺めてる あなたのポートレート
軽くウェーブさせた 前髪がとても素敵
いとしげに眺めてる あなたのポートレート
5.瑠璃(るり)色の夜へ
作詞:来生えつこ
作曲:佐瀬寿一
とめどなく夢の中へ私
あなたと とけて行きたいの
眠り足りない 気分をそっと
あなたと 分ち合うために
※てのひらだけ下さい
ぬくもりだけ下さい
肌と肌 瑠璃色の夜が来る
さわって 私の髪をただ何気なく
ふるえる心は ひそかにかくして※
とめどなく夢の中へ二人
旅して行けたらいいのに
あたり前の毎日を ちょっと
変えたい少しずつでもいい
冒険でもいいから
恋におちて行きたい
肩を寄せ 瑠璃色の夜明かり
さわって 私の頬を ただやわらかに
ふるえるまつ毛を閉じたら それから…
(※くり返し)
6.少女A
作詞:売野雅勇
作曲:芹澤廣明
上目使いに 盗んで見ている
蒼いあなたの 視線がまぶしいわ
思わせぶりに 口びるぬらし
きっかけぐらいは こっちでつくってあげる
いわゆる普通の 17才だわ
女の子のこと 知らなすぎるのあなた…
早熟なのは しかたがないけど
似たようなこと 誰でもしているのよ
じれったい じれったい
何歳(いくつ)に見えても 私 誰でも
じれったい じれったい
私は 私よ 関係ないわ
特別じゃない どこにもいるわ
ワ・タ・シ 少女A
頬づえついて
あなたを想えば
胸の高鳴り 耳があゝ熱いわ
鏡に向って 微笑みつくる
黄昏れ時は 少女を大人に変える
素肌と心は ひとつじゃないのね
ルージュの口びる かすかに震えてるわ…
他人が言うほど ドライじゃないの
本当は憶病 分かってほしいのあなた…
じれったい じれったい
結婚するとか しないとかなら
じれったい じれったい
そんなのどうでも 関係ないわ
特別じゃない どこにもいるわ
ワ・タ・シ 少女A
じれったい じれったい
何歳(いくつ)に見えても 私 誰でも
じれったい じれったい
私は 私よ 関係ないわ
特別じゃない どこにもいるわ
ワ・タ・シ 少女A
7.少しだけスキャンダル
作詞:翔
作曲:翔
盗んでくちびる 秘密の香り…
少しだけ…スキャンダル
盗んでくちびる秘密の香りに
魅せられた様なショックが欲しい
ドキッとするような視線あびせるアナタの胸に
よろめいたふりでとび込みたいの
季節はずれの恋に…
こんなに燃えるなんて…
熱いシャワー浴びたら
心までとけそうヨ アナタ…
奪ってくちびるみだらな香りに
とける様な熱い胸さわぎ
ふるえる肩にそっとアナタの指がふれたら
何にも言わずに瞳をとじる
※夏が残した恋ね…
こんなに燃えるなんて…
熱いシャワー浴びたら
心までとけそうヨ アナタ…※
(※くり返し)
8.スローモーション
作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
砂の上 刻むステップ
ほんのひとり遊び
振り向くと遠く人影
渚を駆けて来る
ふいに背すじを抜けて
恋の予感甘く走った
出逢いは スローモーション
軽いめまい 誘うほどに
出逢いは スローモーション
瞳の中 映るひと
ストライド 長い脚先(あしさき)
ゆっくりよぎってく
そのあとを駆けるシェパード
口笛吹くあなた
夏の恋人候補
現れたのこんな早くに
出逢いは スローモーション
心だけが 先走りね
あなたの ラブモーション
交わす言葉に 感じるわ
出逢いは スローモーション
恋の景色 ゆるやかだわ
出逢いは スローモーション
恋の速度 ゆるやかに
砂の上 刻むステップ
今あなたと共に
9.銀河伝説
作詞:篠塚満由美
作曲:佐瀬寿一
教えてほしいです どこまで許したら
恋人になれますか
見つめあうだけの 恋なら卒業と
あなたに 云われたけど
胸のホックがはずれたのは ふくらむ想い
あなたのせい あなたのせい
星が交わるとき 愛情のエピソ-ド
ふたりとびのる 銀河列車に 秘密の胸騒ぎ
獅子座のうらないを 読みつくすほどに
乙女座はとまどうわ
みっつの年の差が あなたをそれ以上
不思議にさせるのです
※予感を秘めた ホロスコ-プ
見せてもいいわ あなたになら あなたになら
星が交わるとき 愛情のエピソ-ド
ふたりかさなる ひとつの空に 神話が生まれます※
(※くり返し)
10.1/2の神話
作詞:売野雅勇
作曲:大沢誉志幸
秘密だと 念おされ
あなたにうなずけば
クールな私に戻る…いつも
カラカラに乾いてる
態度とうらはらに
心じゃまだ夢見てる…純ね
半分だけよ 大人の真似
あとの残り 純粋なまま
それでもまだ 私悪くいうの
いいかげんにして
誰も私 解ってくれない
ちょっと見よりか いい子なのに
心まで汚れたら
少しは気も楽ね
なんにも悩まず済むわ…きっと
あなたへのこの想い
私に重すぎて
時々泣きたくなるわ…純ね
退屈顔の大人よりも
よっぽど私 生きてるつもり
それでもまだ うしろ指をさすの
いいかげんにして
誰も私 解ってくれない
他人より少し 淋しいだけ
半分だけよ 大人の真似
あとの残り 純粋なまま
それでもまだ 私悪くいうの
いいかげんにして
11.ヨコハマ・A・KU・MA
作詞:中里綴
作曲:南佳孝
真白なガ-ドレ-ル 港へ続いてる
私は助手席の窓をあけ 風受ける
ドライヴしたいなんて みえすいた口実
ほんとうはもう少し ときめきたいの
スリル・ヨコハマ
優しさだけじゃ もの足りないよ
好きよ・ヨコハマ
あなたから 誘いこんでほしい
はるかな地平線を 東へ走る船
私は昨日より 微妙にA・KU・MA
真昼の倉庫街は 光が眩しくて
デニムのブルゾンを さりげなくぬいでみた
私は着やせすると 誰もまだ知らない
あなただけにそっと 教えてみたい
スリル・ヨコハマ
どこかで流れるリズム ブギウギ
好きよ・ヨコハマ
つま先が いつのまにかステップ
防波堤に波しぶき 潮が満ちてきたわ
あなたの指先も 微妙にA・KU・MA
スリル・ヨコハマ
潮風 ポニ-テ-ルをほどくわ
好きよ・ヨコハマ
くちづけが軽いめまい誘う
夕陽が沈んでゆく 心が熱くなる
さよならはしないで ヨコハマA・KU・MA
12.セカンド・ラブ
作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお
恋も二度目なら 少しは上手(じょうず)に
愛のメッセージ 伝えたい
あなたのセーター 袖口つまんで
うつむくだけなんて
帰りたくない そばにいたいの
そのひとことが 言えない
抱きあげて つれてって 時間ごと
どこかへ 運んでほしい
せつなさの スピードは高まって
とまどうばかりの私
恋も二度目なら 少しは器用に
甘いささやきに 応(こた)えたい
前髪を少し 直すふりをして
うつむくだけなんて
舗道に伸びた あなたの影を
動かぬように 止めたい
抱きあげて 時間ごと 体ごと
私をさらってほしい
せつなさが クロスするさよならに
追いかけられるの イヤよ
抱きあげ てつれてって 時間ごと
どこかへ 運んでほしい
せつなさは モノローグ 胸の中
とまどうばかりの私
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