6 REMIX'N BIRDS

中村一義 6 REMIX'N BIRDS歌詞
1.運命

作詞:中村一義
作曲:中村一義

「水溜りのコーラ、缶のコーラ。蹴飛ばす私。
水飛沫とコーラ、缶のコーラ。ね、あれは私。
虹を描くコーラ、コーラ、コーラ缶は、宙舞う私。
したら誰か現れ、もろ顔面に当たる私。

時が止まり、今、目覚める。
この日のために。…もういいかい?」

思い出せ!出せ!作られていた過去を。
思い出せ!惰性?消えぬ想いを。

想い出せ!ダッセぇ!手垢ひとつない感情を。
想い出せ!脱せ!全時代さえ飛び越え。

「オレの名は「希望」だ、そのようだ。けど影を撃ち。
物笑いの世は、このような影踏みに興じ。
誰も君じゃないんだ、ないんだ、ないんだ、って歩きゃ急に眼前に、
超スピードのコーラ缶らしきモノ迫り、赤い。

時は動き、ふと、目、閉じる。
これ、運命なんだろ?見えぬ想いを。

思い出せ!出せ!偶然出会った二人よ。
思い出せ!惰性?見えぬ想いを。

想い出せ!ダッセぇ!傷だらけの愛情を。
想い出せ!脱せ!全運命さえ飛び越え。

…まぁだだよ。

思い出せ!出せ!産まれていたことを。
思い出せ!惰性?死んじゃいないってことだぜ。

脱せ!誰が決めんだ?自分を。
思い出せ!出せ!逢えた命を。

想い出せ!出せ!小さくたって大声を。
想い出せ!脱せ!さぁ、僕に当たれ。

出せ!出せ!


2.希望


3.キャノンボール

作詞:中村一義
作曲:中村一義

そんなにさ、しゃべんなくたって、
伝わることもあんだろ?
僕は死ぬように生きていたくはない。
そこで愛が待つゆえに。
愛が待つゆえに、僕は行く。

何ひとつ、言えなかったのは、
ただひとつ、伝えたかったから。
僕は死ぬように生きていたくはない。
そこで愛が待つゆえに。
愛が待つゆえに、立ち止まる。

傷だらけの消えそうなメロディー…、
目を刺す青空達…、
あぁ、そこらにあるオレンジジュースの味…、
穢れの先で。
70's、80's、90'sだろうが、
今が二千なん年だろうが、
死ぬように生きてる場合じゃない。

そこで愛が待つゆえに。
愛が待つゆえに、僕は往く。

僕は死ぬように生きていたくはない。
本音さ。死ぬように生きていたくはない。


4.1,2,3

作詞:中村一義
作曲:中村一義

上には今も変わらずにある、排気の層が、
視界、ずっと、ずっと、ずっと、ボヤかしてさ。
ここは今も変わらない口論が、
視界、ずっと、ずっと、ずっと、狭くしてさ。

そんなねぇ、この先で、
出会う感動も、また、あるとして…、そう!

1, 急坂滑って、
1, 2, 確かめたいんだ。
1, 2, 3, 街のほうへ、
1, 2, 3, 4,真ん中まで。
このスピードからして、今日を越えれば、
君まで響きそう。

見てたくもない事ばっかが、度重なって、
視界、ずっと、ずっと、ずっと、歪ませてさ。
あとさきも考えなかった僕等に、
願いを、たった、たった、1個鳴らせるなら…。

いろんなねぇ、色、音で、
出会う感動も、まだ、あるとして…、そう!

1, 核心を全て、
1, 2, 知っときたいんだ。
1, 2, 3,あいつが吐いた。
1, 2, 3, 4,“懸念”を蹴って。
このスピードからして、今日を越えれば、
僕まで響きそう、答えよりも真実だけ。

獲物を追うライオンは、振り向きはしない。
追ってか、追われてか、今、僕も、そう…、そう!

1, 両目で全て、
1, 2, 見てゆくんだ。
1, 2, 3,最初と最後を、
1, 2, 3, 4,感情を抱いて、笑い、涙流して…、
青クサイ? って、そりゃ、いいね、いこう。

「もう、なんにもない」って、前に、あいつは言った。
そうじゃない。
光景、刻む心が、ここにあった。
そして、何か感じて、この先どこかで会おう、会おう。


5.ジュビリー

作詞:中村一義
作曲:中村一義

真っすぐに背筋を正そうぜ。
病んだビール、開け放って。
すんげえ泥臭い日々にさ、ビート入れ、
街中にバラまこうぜ。

日々。
(祝え! 祝え! おぉ、祝え!)

そう、君ん中に溢れ出す世界に、決して消えない場所が。
それに光あて、赤く染め返せ! 君に出会いたいから。

あいつらの言う正論は凍りついて。
さぁ、流れ変えてやれ。
一生どん臭い理屈堀りよりか、
まぁ、サイズ合った服、着ようって。

日々。
(祝え! 祝え! おぉ、祝え!)

そう、君ん中に溢れ出す世界に、決して消えない場所が。
それをキレイ事って済ますなら、去って。君を祝いたいから。

息を吸え、日々。
(祝え! 祝え! おぉ、祝え!)

そう、君ん中に溢れ出す世界に、必死で灯るサインが。
それをみんなが持って、出会えたならなぁって、単純に想いたいから。

僕は、手かかげて、想い達するまで。
僕は、手かかげて、この声、遠くまで。

息を吸え(真っすぐに)、息を吸え(今すぐに)、
声を出せ。


6.犬と猫

作詞:中村一義
作曲:中村一義

どう?
町を背に僕は行く。今じゃワイワイ出来ないんだ。
奴落とす、もう。さぁ行こう! 探そぜ、奴等…ねぇ。
もうだって、狭いもんなぁ。

同情で群れ成して、否で通す(ありゃ、マズイよなぁ)。
難解な、その語意に、奴等宿る。…んで、どう?

どう?
僕として僕は行く。僕等、問題ないんだろうな。
奴は言う、こう…。「あぁ…ていのう」。もう、けっこう!
奴等、住む場所へ行く。全て解決させたいんだ。
僕は僕。もう、最高潮! 落とせ、あんなもんは…ねぇ。
インチキばっかのさぁ。

単に、皆、損で、あっさり、振り回されたんで…。我欲成したんだ。
歴然に、いざ、吐いて死ぬと、どう? 妙な冗談で撒いて…。
笑えやしないんだ。大変、もう…。ねぇ、どう?
こんなんで、ええんか?

調教で得た知恵で、世を焼く(僕、マズイかなぁ)。
状況が裂いた部屋に、僕は眠る…。みんな、どう?

どう?
のんびりと僕は行く。痛みの雨ん中で。
“痛み”なんて、どう? 最近どう? あぁ…そう…。
皆、嫌う、荒野を行く。ブルースに殺されちゃうんだ。
流行りもねぇ、もう…。伝統、ノー。
んで、行こう! ほら、ボス落とせ!
そう…。皆、そう。同じようなもんかねぇ。
犬や猫のようにね。