思い出のすぐそばで/真晝の花火

中孝介( Kousuke Atari ) 思い出のすぐそばで/真晝の花火歌詞
1.思い出のすぐそばで

作詞:秋元康
作曲:江崎とし子
編曲:羽毛田丈史

陽射しの花びらが
ひらひらと肩に笑く
貴方は空を見上げて
微笑み 瞳 閉じた

思い出のすぐそばで
愛しさは募るだけ
抱きしめてあげたいけど
さよならは
風のように…

二人の街並みが
見下ろせる屋上で
「最後に會いたかった」と
電話で言っていたね

思い出のすぐそばで
切なさが邪魔をする
橫顏を見てるだけで
もう少し
ここにいたい

人は 誰でも
心を運命に流され
道のひとつを選び
步き出す
一人で

思い出のすぐそばで
愛しさは募るだけ
抱きしめてあげたいけど
さよならは
風のように…
屋上はいつだって
僕たちの
空が見える


2.真晝の花火

作詞:いしわたり淳治
作曲:江崎とし子
編曲:羽毛田丈史

ハイアイヤイヤイア
舞い上がる花火見上げ
ハイアイヤイヤイア
重ねてた未來

肌さす夏の陽
さえぎるものはなし
微風うらめど夕闇まだ遠く

鳴き止まぬ 鳴き足らぬ
ただ出鱈目の蟬時雨
ふたり 氣まぐれに
あて處なく火をつけた晝花火

アイヤ
ハイアイヤイヤイア
さざめ散る花火のした
變わらぬ愛を誓って
君と見た未來

ゆらめく陽炎 八月の幻
手に手を摑めど心はまだ遠く

色もなく青空にただ白煙る晝花火
まるで彷徨いのはぐれ雲
誰に似てふらふらり

アイヤ
ハイアイヤイヤイア
廣すぎる空へと散った
見えないものを見ていた
暑すぎた夏の日

アイヤ
ハイアイヤイヤイア
舞い上がる花火見上げ
ハイアイヤイヤイア
重ねてた未來
決して變わらぬ愛を誓って
さざめ散る花火のした
見えないものを見ていた
君がいた夏の日


3.花束

作詞:小林夏海
作曲:NEMO
編曲:solaya

瞬きする間も惜しいほど
晴れ渡る空
僕らを導いて行く
祈りのような光

未來へのドアを開く鍵
二人で1つ
なくした時は一緒に
また探せばいい

どんなときも僕は君の
味方でいるよ
暗闇を手探りで進む時でさえ

僕のとなり 君の笑顏
君のとなり 僕の笑顏
見つめあうたび ゆれる花束
いま風の中で
ひとりきりじゃ できないこと
ひとりきりじゃ 見えないもの
集め續けて生きて行くと決めた

正しい答えにこだわって
時に僕らは
一番大事なこと忘れるけれど

遠回りをくりかえして
やっと氣づいた
過ちを責めるより
寄り添う優しさに

僕の好きな まぶしい夏
君の好きな しずかな冬
決して枯れない白い花束
この胸の奧に
ふたりだから 許し合える
ふたりだから 分かち合える
今日という日を重ねて行けるように