夜空の太陽

フラワーカンパニーズ 夜空の太陽歌詞
1.夜空の太陽

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介

もうずっと 見上げてないな 夜空の太陽
いつだって 涼しい眼差しで
見ていてくれる ずっと見ていてくれる

腐りきった 帰り道は 蹴りあげてみたいよ
いらだって むしゃくしゃしていても
見惚れてしまう つい見惚れてしまう

真っ白なスマイル 見惚れてしまう

あの頃 何を欲しがっていて
あの頃 何を探してたんだろう?
夢の始まりはきっと 涙がたどり着いたところ
しょぼい現実を遠く 吹き飛ばしてくれ
真っ暗な 宇宙から見てみたい
ちっぽけで大きい僕らの悩みを

今一歩 踏み出せなくて 諦めた未来を
靴ひも ちぎって走り出す
見ていてくれよ ずっと見ていてくれよ
真っ白なスマイル 見ていてくれよ

あの頃 何を怖がっていて
あの頃 何を壊してたんだろう?
夢の始まりはきっと 涙がたどり着いたところ
しょぼい現実を遠く 吹き飛ばしてくれ
真っ暗な 宇宙から見てみたい
ちっぽけで大きい僕らの世界を

逃げても 逃げても 逃げられない 逃げても 逃げても

ずっと見ていてくれよ ずっと見ていてくれよ
真っ白なスマイル 見ていてくれよ

あの頃 何を欲しがっていて
あの頃 何を探してたんだろう?
夢の始まりはきっと 涙がたどり着いたところ
しょぼい現実を遠く 吹き飛ばしてくれ
真っ暗な 宇宙のメッセージ
冷たくて優しい夜空の太陽


2.アンテな

作詞:鈴木圭介
作曲:鈴木圭介・グレートマエカワ

愛想が足りね 笑顔が足りね 言葉が足りね
朝、目が覚めね 夜、目が閉じね 昼、目が冴えね
パンチが足りね もうひとつ足りね 決め手が足りね

風に吹かれて 折れ曲がったアンテナ
感じないまま やせ細って 足掻いてな

アンパン食べて ジャムパン食べて グラタン食べて
どっかへ行って 絵葉書書いて 演歌ばっか聴いて
あきらめられて サジなげられて 恥かかされて

雨に打たれて 折れ曲がったアンテナ
感じないまま ほっておいてくれんかな なんてな

足しても引いても 掛けても割っても 押して戻しても
泣いてるふりして もう一度触れても 突いても抜いても
愛しても 愛しても 愛しても 愛しても 愛しても 愛しても

now I wanna be your dog

派手にぶたれて 折れ曲がったアンテナ
感じないまま 忘れ去ってくれたら なんてな


3.失格

作詞:橘いずみ
作曲:橘いずみ

自分の言いたいことを私は何も言わない
自分のやりたいことを私は何もできない
自分の為に泣いても人の為には泣けない
主義・主張を叫んで外を歩く勇気なんかない
ひねもすベットに寝てるのは病人か赤ん坊
何もかもが嫌になるにはまだまだまだ若すぎる
誰かの喋る言葉で心なんて弾まない
明るく元気だけが取り柄の女になれない
他人の視線ばかり気にしてる人を認めない
社長の意見は必ずしも正しく思えない
月夜にいつも女はキスを待ってる訳じゃない
安いベットは軋む音がうるさくて気が滅入る
愛してないのに抱かれ他の人を夢見てる
パチンと弾けて落ちたピンクのバラの花びら

一番大切なものはこの貪欲な私
一番厄介なのもそうデタラメな私
好きな人に他に守るものあっても構わない
だけどひとり夜の渋谷で待つのは好きじゃない
梅田 なんば 心斎橋 元町 西ノ宮
あんなに好きだった街ももうとっくに忘れた
チャカ・カーンを気取って歌ってた“Whatcha gonna do for me”
意味も知らずに涙を流した“Whatcha gonna do for me”
沖縄にも住んだことがあると自慢気に話す
強い日差しが残したものは顔中のソバカス
傷ついた傷つけられたと騒いで憂さ晴らし
失恋した友達慰めどこかホッとしてる
あなたは失格!そうはっきり言われたい
生きる資格がないなんて憧れてた生き方

あぁ 赤い夕焼けの町で小さな体を丸めて
叱られても 恥を重ねても まっすぐ歩いていたのに

眠れずにテレビをつけ煙草を吸えばやるせない
ひどい仕打ちに泣いたとしても夜はゲラゲラテレビ漬け
趣味は何ですかと聞かれて旅行などと答え
外国にも何度かなんて格好つけて見せる
姑息な笑顔浮かべて指先を噛んでいたい
約束を踏み付けても粋な女気取りたい
車にはねられた人を見過ごしたことがあるかい?
ふしあわせな人を見て笑ったことがないかい?
父親に若い女いても私は構わない
母親に別の許婚の話を聞きたい
もっときれいになってもっと上手に遊びたい
もっとまじめになってもっとたくさん学びたい
たったこれっぽっちの生きざまをひとり振り返り
四の五の理屈を言ってる私を愛したい