1.We Can Fly
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
さあ ここへおいでよ 新しい世界へ
失くした愛が カーテン揺らし
君の窓辺で 振り返るから
迷子のように 立ちすくむのさ
ぼくらの この 新しい愛が
ぼくは思う いつもいつも 恋は人を裏切るけれど
大事なことは いつもいつも 愛は君を裏切りはしない
ここへおいでよ 新しい世界へ
さあ ここへおいでよ 新しい世界へ
愛の靴紐 しっかり結び
転ばぬように 駆け出すんだ
心のボタン しっかりとめて
虹の架け橋 渡っておいで
ぼくは思う いつもいつも 恋は人を裏切るけれど
大事なことは いつもいつも 愛は君を裏切りはしない
ここへおいでよ 新しい世界へ
さあ ここへおいでよ 新しい世界へ
昨日は昨日 道ばたに捨てて
幸せ契約 ぼくと交わそう
ぼくは思う いつもいつも 恋は人を裏切るけれど
大事なことは いつもいつも 愛は君を裏切りはしない
Ra Ra Ra……
2.サボテンの花
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
ほんの小さな出来事に
愛は傷ついて
君は部屋を飛び出した
真冬の空の下に
編みかけていた手袋と
洗いかけの洗たくもの
シャボンの泡がゆれていた
君の香りがゆれてた
絶えまなく降りそそぐ
この雪のように
君を愛せばよかった
窓に降りそそぐ
この雪のように
二人の愛は流れた
思い出つまったこの部屋を
僕も出てゆこう
ドアに鍵をおろした時
なぜか涙がこぼれた
君が育てたサボテンは
小さな花をつくった
春はもうすぐそこまで
恋は 今終わった
この永い冬が終わるまでに
何かをみつけて生きよう
何かを信じて生きてゆこう
この冬が終わるまで
この永い冬が終わるまでに
何かをみつけて生きよう
何かを信じて生きてゆこう
この冬が終わるまで
ララララ…………………
3.さよなら道化者
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
二番目に好きなのが この僕で
一番目は幸せだ なんて
いつも僕を 笑わせてくれた
君は素敵な 道化者だった
雲をやぶった 陽射しのように
暗い僕を 明るく照らした
道化者の君が 居なくなって
僕の部屋は また夜になった
さよなら 僕の道化者
死ぬほど好きだと 言えばよかった
さよなら 僕の道化者
もう一度 僕を笑わせておくれ
チーズ・ケーキとモーツァルトが好きで
嘘つきと戦争が大嫌い
そんな君の部屋の 窓辺にも
もうだれかか 住んでしまったよ
悲しいときより 美しいときに
泣きたいと言ってた 君だった
そんな君が とても好きだった
そんな君が とても好きだった
さよなら 僕の道化者
死ぬほど好きだと 言えばよかった
さよなら 僕の道化者
もう一度 僕を笑わせておくれ
子供の頃から 僕は 幸せが好きだった
(雨の日も 風の日も 雪の日も 嵐の日も)
どんなときでも幸せが 好きだった
(靴のヒモ 羽織のヒモ 好きだった)
そして今も幸せが 大好きです
そして今も幸せが 大好きです
子供の頃から 僕は 幸せが好きだった
(雨の日も 風の日も 雪の日も 嵐の日も)
どんなときでも幸せが 好きだった
(靴のヒモ マヒマヒも 好きだった)
そして今も幸せが 大好きです
そして今も幸せが 大好きです
子供の頃から 僕は 幸せが好きだった
(雨の日も 風の日も 雪の日も 嵐の日も)
どんなときでも幸せが 好きだった
(靴のヒモ コーヒーも 好きだった)
そして今も幸せが 大好きです
そして今も幸せが 大好きです
子供の頃から 僕は 幸せが好きだった
(雨の日も 風の日も 雪の日も 嵐の日も)
どんなときでも幸せが 好きだった
(靴のヒモ マントヒヒも 好きだった)
そして今も幸せが 大好きです
そして今も幸せが 大好きです
ラララ…………
4.青春の影
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
君の心へつづく長い一本道は
いつも僕を勇気づけた
とてもとてもけわしく細い道だったけど
今君を迎えにゆこう
自分の大きな夢を追うことが
今までの僕の仕事だったけど
君を幸せにするそれこそが
これからの僕の生きるしるし
愛を知ったために涙がはこばれて
君のひとみをこぼれたとき
恋のよろこびは愛のきびしさへの
かけはしにすぎないと
ただ風の中にたたずんで
君はやがてみつけていった
ただ風に涙をあずけて
君は女になっていった
君の家へつづくあの道を
今足もとにたしかめて
今日から君はただの女
今日から僕はただの男
5.夏の夜の海
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
夜になった海は
波のひとり芝居
夢はあると寄せて
夢はないとかえす
暗い暗い海に
すべる白い船よ
どこへ どこへゆく
やさしい やさしい日々
遠い記憶をはこぶように
寄せる波は愛
裸足の下から 砂をけずって
逃げゆく波も愛
波は砂を抱いた
ぼくは君を抱いた
島の南風が
シャツの胸をゆらした
甘い記憶が ふくらむように
満ちる海は愛
かくした岩の 素肌を見せて
しりぞく海も愛
暗い暗い渚
海の中のホタル
ひとつ空に星
ひとつあるく影
暗い暗い海
深い深い海
6.ブルー・スカイ
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
Oh! Blue sky blue sky
この空の明るさよ
なぜ僕のこの悲しみ
映しては くれない
君をいつも抱いて寝てた
この部屋の窓辺は
今日も淋しさのかけらが
ゆれるカーテンから
こぼれている
さよならを いわないまま
別れを告げた日は
君の後姿に
青い空がとても
とても高すぎた
Oh! Blue sky blue sky
この空の明るさよ
なぜ僕のこの悲しみ
映しては くれない
めぐり逢いは 不思議なもの
だから大事にして
二人の心の絆を
しっかり結んで欲しいと
いってた君だったのに
Oh! Blue sky blue sky
この空の明るさよ
なぜ僕のこの悲しみ
映しては くれない
忘れようと 破ってみた
君の写真だけど
何故が想い出させる
今日の空の青さは
今日の空の青さは
Oh! Blue sky blue sky
この空の明るさよ
なぜ僕のこの悲しみ
映しては くれない
Oh! Blue sky blue sky
この空の明るさに
まぎれながら 生きてゆこう
悲しみがくる前に
Oh! Blue sky blue sky
この空の明るさよ
なぜ僕のこの悲しみ
映しては くれない
7.ぼくがつくった愛のうた
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
Lovely Emily Woo La La La La La
Lovely Emily Woo La La La La La
ふたりの愛があるかぎり
地球は回りつづける
どうしてってきかないで
こんなにきみを愛しているのに
Lovely Emily Woo La La La La La
Lovely Emily Woo La La La La La
きみにやさしさあるかぎり
星は光り続ける
どうしてってきかないで
こんなにきみを愛しているのに
とてもありふれた言葉だから
笑ってごまかしたけど
心の中でもう一度言おう
世界で一番ステキだと
今まできみが愛してた
小さな木彫りの人形も
幼い頃のオモチャの箱に
そっとしまってしまいなさい
愛はいつでも不思議なものさ
心の扉を開いてしまう
露にうもれた花びらが
開く音さえ聞えくる
長い月日が風に流れ
ぼくらの子供も恋をして
家を離れていったとき
小さなシワがまたひとつ
Lovely Emily Woo La La La La La
Lovely Emily Woo La La La La La
もしも もしも ぼくよりも
きみが先に死んでも
きみのために歌うだろう
ぼくがつくった愛のうた
ぼくがつくった愛のうた
ぼくがつくった愛のうた
8.星空の伝言
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
雨の止んだ道路に 落ちたシグナルの色
ひとつさした 傘はもう閉じて
昔のようにほほえんで
君の後姿 車が照らすたびに
ぼくにくれた 日々のやさしさが
ひとつひとつよみがえる
だからせめて 君のやさしさに
負けないように 生きてゆくよ
輝くこの星空のように
君をいつも愛してた
愛をこじ開けて 君を抱いたとき
窓をひらけば そこは寒い夜
部屋に舞い込んだ 雪の花
街の灯り消えて 夜が降りてしまう
髪をゆらす風は春を告げ
ひとつの季節が終わるよ
だからせめて君のやさしさに
負けないように生きてゆくよ
輝くこの星のやさしさに
負けずに生きてゆくよ
9.THE 10th ODYSSEY
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
この世に僕は 生まれてきた
ふと気が付けば ここに立っていた
眼の前に 大きな海が
だから船を 出した
乗組員は誰も 居ないけど
暗い空から 星が呼んでいた
水平線は 見えないけれど
ただ ただ 舵をとった
波の音 風の音 きらめく夜行虫
みんな みんな 友達さ
そして君とも めぐり逢ったのさ
どこか僕と 似ている君
この船を降りようか それとも残ろうか
行先しれぬ船だけれど
降りたらもっと 解らない
やがて眩しい 朝がやってきた
青い空と熱い 真赤な太陽
汗のなかで 僕はいつか
この船 愛していた
※この船に目的はない
この船は永遠の船
かけぬける かけぬける
過去も 未来も 飛び超えて※
(※くり返し)
10.ふたりがつくった風景
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
赤と緑の歯ブラシが いつも仲良く コップの中
並んでいたね
君が愛した 壁にかかるマチスを
はずせば 浮かぶよ 四角い白い跡
そこにはふたりの日々が まだある
ふたりだけの空気が まだ流れてる
雨風が強くて 傘のほねが折れたね
ずぶ濡れでも楽しかった あの夜
ひとりベッドに ぼくを残して
いつも出掛けたね 君は早い朝
ふたりを起こした 目覚まし時計
今でも この部屋の時を刻むよ
雪がたくさん積もった 街がいつもとちがった
のら猫を君が拾ってきた あの夜
赤と緑の歯ブラシが いつも仲良く コップの中
並んでいたね
ぼくが愛した万年筆は
黒い大きなスポイト式で
時代遅れだって 笑いながら
ぼくの誕生日に 君のプレゼント
風が雲を飛ばして 星がたくさん光った
そしてふたりは別れたね あの夜
赤と緑の歯ブラシが
いつも仲良く コップの中
並んでいたね
11.I am the Editor(この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない)
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
行ってしまえよ 君なんて
最終電車は あと5分
白いTシャツに 赤い口紅つけなおして
ぼくがもう一度やり直そうと 言うまえに
I am the Editor
この恋のフィルムの最後は捨てよう
I am the Editor
この映画のラストシーンはぼくにはつくれない
赤いシグナルが みえてたのに
渡ってしまったね 君のもとへ
こんなときなのに 思い出すのは
やさしかった 君の笑顔ばかり
I am the Editor
この恋のフィルムの最後は捨てよう
I am the Editor
この映画のラストシーンはぼくにはつくれない
ラストシーンが くる前に
早く電車に 乗ってしまえよ
人間なんて みかけほど
弱くはないものさ
ぼくがもう一度 やり直そうと 言うまえに
I am the Editor
この恋のフィルムの最後は捨てよう
I am the Editor
この映画のラストシーンはぼくにはつくれない
12.Someday Somewhere
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
誰かにきいたよ 別れてしまったと
せっかくの クリスマスなのに
僕の家へおいでよ
幼なじみの話をしよう
知っているかい 大事なことは
愛を失なうたびに
君はもっと美しく
美しくなってゆく
※Someday Somewhere Someplace
いつかどこかにきっと
誰かが君を待っている
いまはただ じっと
窓を閉めて待つだけ
愛が君を連れて 旅立つまで※
いつからだろうね サンタクロースが
この世に居ないことを 知ったのは
誰にも聞かずに
僕等は知ったじゃない
(※くり返し)
キャンドルライトが 揺れるたびに
僕の心が激しく揺れて
抱きしめたいけど
いまはただ メリー・クリスマス
Someday Somewhere
いつか どこかに きっと
Someday Somewhere
13.夕陽を追いかけて
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
しばらくぶりの ふるさとは
大きな街に 姿をかえていた
体をゆすって 走ってた
路面電車は 今はもういない
悲しみこらえ たたずんで
好きだった人 永く見送った
後姿に 似合ってた
あの海辺の道 今は車の道
でも海は まだ生きていた
いつも勇気を くれた海だった
空の星は 昔のまま
指先にふれるほど近くに
いつからだろう 父は小言の
たったひとつもやめてしまっていた
いつからだろう 母が唇に
さす紅を やめてしまったのは
長生きしてねの ひと言さえも
照れくさく言えず 明日は出てゆく日
戻っちゃだめと 自分に言った
切り捨てたはずの ふるさとだから
都会に海が 見えないから
ひとは僕を 笑いものにする
都会の星は とても遠いから
ひとは僕を 夢見る馬鹿と言う
いつだって 真剣に
僕は生きて きたはずだけど
でもいつも そこには
孤独だけが 残されていた
沈む夕陽は 止められないけど
それでも僕は 追いかけてゆく
沈む夕陽を 追いかけて
死ぬまで 僕は追いかけてゆく
追いかけて 追いかけて
死ぬまで僕は 追いかけてゆく
追いかけて 追いかけて
死ぬまで 僕は追いかけてゆく
14.Wake Up
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
Wake up Wake up
Wake up Wake up
今 愛がつきぬける
涙をふいたら 行きなさい
あなたが生まれた 家をうしろに
白い吐息はずませて 通ってた
学び舎への道 今日は嫁ぐ道
落とせない荷物は あなたの心
そして微笑んだ あの人の写真
Wake up Wake up
Wake up Wake up
今 愛がつきぬける
あの人へ あの人へ
朝もやけむった 駅のホーム
じっと見送る 年老いた人
動き出した 汽車にむかいその人は
娘に始めて おじぎをした
ずっとあなたを 守ってきた
その愛にはもう もどれない
Wake up Wake up
Wake up Wake up
今 愛がつきぬける
あの人へ あの人へ
磨かれた 皮靴というよりも
洗いざらしの ズックのような
そんな心で 愛してごらん
あなたが選んだ あの人を
※Wake up Wake up
Wake up Wake up
今 愛がつきぬける
あの人へ あの人へ※
(※くり返し)
15.娘が嫁ぐ朝
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
車で娘と二人 お前にあいにきたよ
野の花咲いた しずかな丘に
眠るお前は 倖せ者さ
声も聞きあきていたさ 顔も見あきていたさ
悲しくて目を (悲しくて目を)
おさえたんじゃない (そうさそれだけ)
空の青さが まぶしいだけさ
想えば今は遠い 愛を誓った日
時計台見上げる 古びた教会
何日も口をきかず 別れて暮してみたね
不思議なものは 男と女
いつかたぐり寄せた 心の糸
あいつが嫁いで行けば 私は一人家の中
お前はいつも (お前はいつも)
私と居るだろう (一緒に居るさ)
わずかに残った この人生を
も一度だけ お前と腕組み歩きたい
時計台に続く レンガのあの道
も一度だけ お前と腕組み歩きたい
時計台に続く レンガのあの道
16.セプテンバー
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
夏が通り過ぎ 風が流れて
僕の心の扉あけて 君がやってきた
一人ぼっちが とても長すぎて
幸せ忘れてた二人 愛をあたためたよ
September 9月になれば
September 君を思いだす
Uh Uh Uh…
君を抱きしめて ねむった夜は
涙流した君のほほに そっと口づけした
September 9月になれば
September 君を思いだす
Uh Uh Uh…
街を歩けば 今日もふりかえる
人ごみの中にいつか君を さがしてる僕なのさ
DADA DADADADA
DADADADADADADADA
DADADADADADADADADADA
DADADADADADADA
17.風のメロディ
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫・姫野達也
燃え上がる 太陽に 戯れた 君と僕
ぬれた髪 かき上げて 口づけた 砂の上
あー 消えた恋だけど まぶしすぎるほど
胸に焼き付いた 海辺の出来事
あー 今はひとり 街をさまよえば
あー 夏の終りを告ぐ 風が吹くだけ
やけた肌 白い胸 思い出す愛の夜
胸に抱けば 君の香り 麦わらの帽子から
あー 消えた恋だけど まぶしすぎるほど
胸に焼きついた 海辺の出来事
あー 今はひとり 街をさまよえば
あー 夏の終りを告ぐ 風が吹くだけ
遠いとこへ出かけよう 海の見えない所まで
そして 君を忘れよう 落葉舞う 季節までには
あー 今はひとり 街をさまよえば
あー 夏の終りを告ぐ 風が吹くだけ
あー 今はひとり 街をさまよえば
あー 夏の終りを告ぐ 風が吹くだけ
18.夏色のおもいで
作詞:松本隆
作曲:財津和夫
きみの眼を見てると
海を想い出すんだ
淡い青が溶けて
何故か悲しくなるんだ
夏はいつのまにか
翼をたたんだけれど
ぼくたちのこの愛
誰にもぬすめはしない
きみをさらってゆく風になりたいな
きみをさらってゆく風になりたいよ
きみの眼の向うに
青い海が見えるよ
すきとった波が
そっと零れおちるんだ
涙ながすなんて
ねぇきみらしくないよ
ぼくたちのこの愛
誰にも邪魔させないさ
きみをさらってゆく風になりたいな
きみをさらってゆく風になりたいよ
19.You are in the world
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
膝にのせてみる アルバムめくる
風の遠い記憶 古い写真の奥
つよがりの日々 がむしゃらな日々
自信だけが味方だった
カメラ睨んだ 少年の顔
振り向いてみても 何も見えない
掌の中 把んだものはない
いいんだよそれで あるじゃないそこに
汚れていても 細くても
足もとにある 今日までの道
walk this way 歩いてゆく
たとえ 水のない花瓶の中でも
この世に咲く花として 生きてみせるさ
小さなものなら 拾ってみたさ
粉々になった 夢のかけらさ
いいじゃないそれで うつ向いたままで
虹の向こうで悲しみはやがて美しい想い出になるさ
walk this way 歩いてゆく
たとえ 飛ばされた帽子になっても
転がりながら風の中で 生きてみせるさ
どこかで道を ちがえていても
はじめから違う 道だとしても
いいじゃないそれで 今日のままの君で
だってずっとずっと 今日まで この道を
歩いてきたから
20.風の中の子供のように
作詞:安部俊幸・宮城伸一郎
作曲:姫野達也
※時の中を走けぬけて行く
ボクらはまだ旅の続き
風の中の子供のように
はしゃぎながら生きて行こう※
はるかな想い出
青い海に写る空
夢を追いかけて
旅に出たボクたちは
誰より高く空へ
近づけると信じていたね
涙と汗と恋を 譲れなかった
なつかしい日々よ
月影に咲いた
花を見つけたような
あの日の出逢いが
あざやかによみがえる
鏡を覗くボクに
歳より若く見えるなんて
笑顔で話す君と
夢の続きを見たくて
(※くり返し×2)
21.あなたのいる世界
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
手を合わせ 絡めれば 暖かくなる
抱きあえば 心まで 暖かくなる
お願い 伸ばした腕より 遠くへいかないで
羽根を閉じて ここにきて
雲の形 みつめながら 子供の頃は
今は君を みつめながら 夢を描いてる
星のきらめく数だけ 予感ときめかせ
目の前のドアが開いていく
何千年も昔からのさだめのように
いつもいつも一緒にいて 愛の真ん中で
生まれたときから 聴こえていた
安っぽい ありふれた LOVE SONG
今日からぼくが うたう番だよ
君のひとみみつめながら
世界の果ても恐くない もらった勇気で
何もかも生まれ変わる君の魔法で
悲しすぎる孤独の日々が消えてゆく
扉の向こうへ歩いてく
誰かのためだった 昨日までは
捨てるほどの ありふれた LOVE SONG
今日からぼくが 口ずさむよ
君のこと抱きしめながら
生まれたときから 聴こえていた
安っぽい ありふれた LOVE SONG
今日からぼくが うたう番だよ
君のひとみみつめながら
22.私の小さな人生
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
私が今日まで 生きてきて
何がこの手に 残ったろう
生まれて死ぬまで 私は何をする
お金をもらって 何に使おう
歩いても 歩いても いつも一人だった
人はおかしな男と言うけれど
私小さな人生は これからどんなに変るのか
花の開く音も 人の歌う声も
私には淋しく 聞こえてくる
できることなら 死んで行くその日まで
歌を歌って生きて 行きたい
歌を歌って 生きて 生きて 生きて ゆきたい
23.蒼い星くず
作詞:岩谷時子
作曲:弾厚作
たった一人の日暮れに
見上げる空の星くず
僕と君の ふたつの愛が
風にふるえて 光っているぜ
君と別れたあの夜
思いださせる星空
君の星は あんなに蒼く
どうして今宵は うるんでいるの
風よ伝えてよ あの娘に
遠く離れていようと
僕の想いは 変らない
どうぞ泣かないで
たった一人の日暮れに
見上げる空の星くず
僕と君の ふたつの愛が
風にふるえて 光っているぜ
風よ伝えてよ あの娘に
遠く離れていようと
僕の想いは 変らない
どうぞ泣かないで
たった一人の日暮れに
見上げる空の星くず
僕と君の ふたつの愛が
風にふるえて 光っているぜ
光ってる
24.私のアイドル
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
ギターをかかえた姿が
(ギターをかかえた姿が)
とてもすてきだった
(とてもすてきだった)
あなたの (写真は)
あなたの (声は)
私をくるわせた
肩までのびていた
(肩までのびていた)
あなたの長い髪は
(あなたの長い髪は)
人生の (かなしみを)
うたっては (客席を)
拍手でうずめた
どこにしまっていたのか
(どこにしまっていたのか)
1枚の古いレコード
なつかしいあのメロディーよ
(なつかしいあのうた声よ)
なつかしいあの日の風よ
なにげないあなたのしぐさが
(なにげないあなたのしぐさが)
とてもセクシーだったわ
(とてもセクシーだったわ)
レコードを (買ってきて)
一日中 (きいたわ)
恋人より大事なレコード
いつだってあなたの姿に
(いつだってあなたの姿に)
ふれるたび胸がふるえた
(ふれるたび胸がふるえた)
だってあなたは (どこにも)
姿を (みせない)
ラジオにもテレビにも
流れる月日に私も
(月日は遠く流れて)
やがて大人になった
あなたのうたうこえが
(あのひとのうたう声が)
いつか遠く消えていった
バイバイバイ私のあこがれ
バイバイバイ私のアイドル
バイバイバイ私のあこがれ
バイバイバイ私のアイドル
25.僕はライオン
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
オマエの顔さえ 思い出せないほど好きなのさ
心は乱れて 死にたくなってしまうオレだよ
気取りながら 声をかけても
甘く優しく 声をかけても
手を合わせて たのんでみても
ロードショウに 誘ってみても
いつも いつも 答えは同じ
いつも いつも 冷たい返事
だから オレはライオンになって
オマエを襲うことにしたのさ
こんなになったのは すべてはオマエのせいだよ
野獣に美女とは とても似合いのカップルじゃないか
朝も夜も 電話かけても
生真面目に 迫ってみても
知らぬ顔で 通りすぎても
ドライブに 誘ってみても
いつも いつも 態度は同じ
いつも いつも 冷たい素振り
だから オレはライオンになって
オマエを食べることにしたのさ
すました顔つきの オマエがとても憎らしいのさ
口惜しいけれども そこがボクにはなぜか
たまらない
26.人生ゲーム
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
この世に生まれた時からはじまる
とてもステキな人生ゲーム
囲いの中をとび出せば
仲間はずれさ
みんなみんな幼い頃に
いろんな大きな夢を見た
大きな船で 七つの海をこえてみたい
草になるより花になりたい
紙切れよりもはさみでいたい
釘になるよりかなづちがいい
※幸せなんかがあるならば
それはなぐさみのことだろう
知らない国へ行ってみたい
昔夢見た魔法の靴で※
生まれた時からしかれていた
一つの冷たい線路の上を
はずれて歩けばすぐに仲間はずれさ
貝になるより鮫になりたい
灰皿よりもタバコでいたい
砂になるより波になりたい
(※くり返し)
知らない国へ行ってみたい
昔夢見た魔法の靴で
(※くり返し)
27.Shooting Star
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
Shooting Star, Like a Shooting Star
Shooting Star, Like a Shooting Star
宇宙をかける 流れ星のように
心に翼つけて いま 旅立て
失くした夢は 少しぐずつくでしょう
でも明日になれば きっと晴れるでしょう
どこまでも どこまでも ふたり一緒に
離れずに 離れずに 歩いてゆこう
Shooting Star, Like a Shooting Star
Shooting Star, Like a Shooting Star
宇宙をかける 流れ星のように
心に翼つけて いま 旅立て
落とした心を 探しに出かけたら
あなたの心の 扉を開けていた
はじめての はじめての 心の安らぎ
そこからは そこからは もう孤独じゃない
宇宙をかける 流れ星のように
心に翼つけて いま 旅立て
心の残り火は 少しくすぶるでしょう
でも灰になったら 風に消えるでしょう
いつだって いつだって 肩を寄せ合って
解かない 解かない 結んだ心は
Shooting Star, Like a Shooting Star
Shooting Star, Like a Shooting Star
28.愛の迷路
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
ビデオテープを戻すようには愛は戻せない
シャツのボタンを留めるようには涙は消えない
Why Why どうして君は居ないのか
もしも悲しい夢の続きなら Ah-誰かがいつか
そっと起こしてくれるのに
電話のベルが鳴り響くたび 息を詰まらせ
君と交わした手紙読むたび 胸を詰まらせ
Fly Fly どこまで ぼくは飛ぶのだろう
やがて悲しく紅い夕暮れを Ah-漂いながら
今日もぼくは星になる
土曜の午後は賑う街を君と歩いた
ただありふれた恋人同志 嬉しかったね
Sky Sky こんなに大きな空だから
どうぞ下さい強い勇気を Ah-愛の出口に
いつかきっとぼくはゆく
29.愛は戻れない
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
キラキラ 窓の外 木洩れ日が
こんなにのどかな 今日だから
別離は明日で いいじゃない
コーヒー・カップに未練をかきまぜて
もう一杯 もう一杯 もう一杯
おかわりの コーヒー飲もうよ
ワイワイ 道の上 子供たちが
こんなにのどかな 今日だから
別離は笑って すませよう
コーヒー・カップに浮かんだ思い出 飲み干して
精一杯 精一杯 精一杯
だったね ぼくらの愛は
とうとう ここまで 歩いてきたね
線路に沿いながら 次の駅まで
風が君の髪を 激しく揺らしてる
この踏切り境に さよならしよう
お願いは お願いは お願いは
ただひとつ どうか振り向かないで
お願いは お願いは お願いは
ただひとつ どうか振り向かないで
振り向かず 振り向かず 振り向かず
歩いて あの角 曲がるまで
30.WELCOME TO MY HOUSE
作詞:Bert.T
作曲:財津和夫
Welcome to my house
Walk through the doors of my mind
Just leave your problems behind
I'll be waiting for you
Welcome to my house
It's not a fancy place
You'll have to get used to my pace
But I will wait for you
Shine on! shine on!
Come on take a look inside
Shine on! shine on!
You might like the things you'll find
Welcome to my house
Your dreams are on the outside
Why, don't you bring them all inside
they're the same as mine
31.生まれる星
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
喜びも 悲しみも 捨ててしまおう
ただ 流れる 河のように
幸せに なればいいんだ
幸せを 探すのは 止めてしまおう
幸せな 身になってしまおう
※No.909 ふたり乗せた
宇宙の船は 走る
No.909 光 越えて
今 そこに 生まれる星へ※
人と人なんて どうせ異質うものだから
解り合う 必要はない
君さえ ここに 居ればいい
人と人なんて どこか似てるものだから
解り合うなんて 必要はない
(※くり返し)
青色にかすんでいる
生まれた星が遠くなる
あそこには もう何もない
涙 流せば すべては終わりさ
銀色に輝く 生まれる星がみえてきた
わずかな 地球の愛をはこぼう
(※くり返し)
32.丘に吹く風
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
風が緑をゆらしてる
ぼくはひとりであるいてる
丘にのぼれば大きな海が
静かに朝をつくってる
風が体をたたいてる
ぼくの心をゆらしてる
ひろがる雲よ水平線よ
ぼくはどこへゆくのだろ
今でも今でも ぼくは信じてる
どこかに確かな 愛があると
風はいつしか歌をやめ
まるで時間をとめたよう
いつものように坂をくだれば
そこにはぼくの街がある
33.神様に感謝をしなければ
作詞:安部俊幸
作曲:姫野達也
胸の高鳴り おさえて
君に逢いに いった日は
冷たい音で 窓うつ雨も
愛のうた 唄っていたけれど
さわやかな あの口づけを
いまは誰と 交わすのか
僕を焦がした 燃える瞳は
いまはだれ見つめて 揺れるのか
君に貰った レコードも
みんな返して しまったよ
だけど 君が残していった
思い出は誰にも 返せない
あの日とおなじ 雨が降る
今日は心に 降りかかる
忘れることを つくってくれた
神様に感謝をしなければ
忘れることを つくってくれた
神様に感謝をしなければ
34.仔牛のロー・カウジー
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
ロー・カウジーは
いつもひとりぼっちだから
ラジオをつけたまま
眠ってしまう
ロー・カウジーの
ツノはとっても短くて
友達みんなから
いつも仲間はずれ
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy Row
気まぐれな
カラスがある日言いました
「ツノをとってしまえ
あの素敵な馬になれる」
ロー・カウジーは
ツノを折ってしまおうと
石や 壁や
柱にぶつけました
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy Row
ロー・カウジーの
ツノはポキンと折れました
けれど馬の仲間は
馬鹿にするだけです
神様がある日
見るに見かねて言いました
「嘘や飾りは いけないことです」と
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy Row
ロー・カウジーの
ツノは一本だけ戻りました
罰として
かた方だけになったのです
ロー・カウジーは
今はいつも朗らかな
一本ヅノの
仔牛なのです
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy Row
泣くのはもうおやめ
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy Row
おまえはかわいい仔牛
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy Row
泣くのはもうおやめ
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy
Row Row Row Row Row Row Cowgy Row
おまえはかわいい仔牛
35.心を開いて
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
君の人生をみつめてごらん
君はやりたいことをやっているかな
一度っきりのこの人生は
君の心一つで自由になるものさ
信じるものがもしないなら
それは君が心を開かないから
心の壁を破ってごらんよ
見過ごしていた世界がすぐ見えてくる
生きてることに疲れたとき
失敗だらけで悲しいときは
思い出そう 眼を閉じて
幼い頃の澄みきった世界を
36.The Halo
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
空の彼方から 光がくる
心をめざして 光がくる
眩しく輝く 光の輪
大きな力 もつという
どこからどこまで 光はゆく
気高く輝く 光はゆく
誰も知らない 光の輪
大きな愛を はこぶという
37.たったひとりのオーディエンス
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
昨日も夢見た ステージ上がると
誰も居ない客席に
白い服着た君が居る ひとり
古びたピアノで リズムをとるのさ
口を開けても 声が出ない
慌てるぼくに 君は頷くそっと
※君はオーディエンス たったひとりで
ぼくの為に 耳を傾ける
届け響け 心の音よ
どんな時も 君を守りたい※
生まれる前から 二人は恋人
君の中へ溶けてゆく
僕の熱い魂が 深く
昨日も夢見た ステージ上がると
誰も居ない客席に
白い服着た君が居る ひとり
(※くり返し)
38.涙のパーティー
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
君が居ないよ パーティー つくり笑顔で
ドアのチャイムの度 胸がつまるよ
月あかり虚しく君は来ない
君と足を絡め ワイン傾けた
赤いバラ燃えてた 君のドレスに
あの夜の約束 星も見てた
ひとり残ったパーティー カーテン揺れる
渡せなかった 「I love you」
呟いたバルコニーに 星が降る
重い気持ちが沈む ソファのなかに
タキシード脱ぎ捨てる 床の上に
あの日からどんなに 待ちわびたか
顔を洗ったまま 髪をかき上げ
朝になるまでパーティー ひとりつづけるさ
飲みかけのシャンペン 流し込んだ
ひとり残ったパーティー カーテン揺れる
渡せなかった 「I love you」
呟いたバルコニーに 星が降る
39.箱入り娘
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
オー いつも 9時頃になると
時計をみながら 君は
オー 話す僕の声にも ただうなずくだけで
かばんに手をやり 君は
どうして家に帰らなくちゃいけないの
君のおやじさんなんて 気にするな
キン・コン・カン 踏切を境に
君とさよならをする
もうやめてしまえよ 箱入り娘なんて
君はもう20歳だよ
オー 今度 家のことは忘れて
遠くの街まで出かけよう
オー それが 悪いことだと言われても
ちっともおかまいなしにさ
40.VOLUME・10(FULL)
作詞:宮城伸一郎
作曲:宮城伸一郎
ベッドをたたいて おまえは泣いている
レコードのボリュームを10にして
泣いている
青空がのぞいてる こんな日に こんな日に
抱き寄せて くちづける
オレを振り切って ドアを開けた
ぬくもりと 指輪と おまえのにおいを
置き去りに
舞いあがる風船も いつかは割れるもの
醒めない夢 おまえに
見せてやりたかった
懐かしの Rock'n Rollが 街角のラジオから
踊ろうと 叫んでる
おまえの好きな あの曲が
響きわたる 青空に 飛行機雲が
浮かんでた
41.別れはいつもものわかりがいい
作詞:財津和夫
作曲:安部俊幸
二人ではさむ コーヒー・カップも底をみせて
しまったように心のなかを みせおわったら
二人の仲も 終ってしまうのか
もうあと5分だけ そのばに居て欲しい
すててきた心の蓋を さがすから
似合いのカップルと みんながいってくれたネ(だから)
ぼくの生まれた街を 一度みせたかった
やさしい言葉 悟った言葉別れはいつも
ものわかりがいい ため息ひとつ
テーブルにのこし 喫茶店のすみで
消えた夢もうあと5分だけ そのばに居て欲しい
すててきた心の蓋を さがすから
似合いのカップルと みんながいってくれたネ(だから)
ぼくの生まれた街を 一度みせたかった
ぼくの生まれた街を 一度みせたかった
ぼくの生まれた街を 一度みせたかった
42.愛の窓辺
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
昨日まであなたの心に
一つの窓があった
いつも優しく
ぼくをみつめてくれた
激しい雨の日も
強い風の日にも
いつも窓辺で
二人は助け合った
もう二度とないだろう
あなたの名前を呼ぶことも
でも空が優しいとき
あなたを思い泣いてしまう
昨日まであなたの心の
一つの灯台が
いつも優しく
ぼくを照らしてくれた
暗い海の上
進路を失くしていた
ぼくに光を
投げてくれたあなただった
もう二度とないだろう
あなたの名前を呼ぶことも
でも空が優しいとき
あなたを思い泣いてしまう
あなたからぼくの心に
一つの橋があった
愛の河を渡った二人なのに
もう二度とないだろう
あなたの名前を呼ぶことも
でも空が優しいとき
あなたを思い泣いてしまう
43.悲しきレイン・トレイン
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
※It's rain train 雨降る中を
It's rain train ただ 汽車は走る
It's rain train 今 この僕に
It's rain train 恋は出来ない※
汽車の窓をぬらす雨
君の街も雨だろう
二人が出あった あの時も
今日みたいな雨だった
これから 僕は一人きり
人生の長い旅にでる
そこはとても 寒い街らしい
海もみえない 街らしい
(※くり返し)
雨降る中を ただ 汽車は走る
今 この僕に 恋は出来ない
雨は空の涙だと
いつか君は 言ってたね
空よはげしく もっと泣くがいい
この悲しみが 消えるまで
やがて時がおとづれて
僕の夢をつかんだら
その時君に手紙をかくよ
東京行きの切符を入れて
(※くり返し)
44.hope
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
君の指先 お茶を飲むとき
君の横顔 空を見るとき
美しさとは「忘れられない」こと
絵を描くように 君を飾りたい
ひとみの奥に 深い海がみえる
微笑みの中に 遠い孤独がみえる
美しさとは「知りたい」といふこと
メロディのように 君がくりかえされる
短すぎる人生だから
愛は 二度と届かないだろう
だから あの日を「覚えてる」と答えて
いつか ぼくが たずねたら
なぜか あのとき 二人 出会って
時間をひとつに 重ねあったのか
美しさとは「突然」といふこと
稲妻のように 君が 今日も胸にささる
たったひとつの想い出だけで
きっと ぼくは生きてゆける
だから あの日を「覚えてる」と答えて
いつか ぼくが たずねたら
短すぎる人生だから
愛は 二度と届かないだろう
だから あの日を「覚えてる」と答えて
いつか ぼくが たずねたら
45.この愛は忘れていいよ
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
砂浜に陽が落ちるまで
続けたねキャッチボールを
初めてのグローブ 君は
ボールをうまく受けた
自信をなくした時は
心の海に漕ぎだし
あの日の夕焼けと
キャッチボール思い出して
うたうように 生きてごらん
感じるままに 生きてごらん
ドアを開けて 笑顔で 歩いていって
ここで見送るよ 君の背中を
いつでも いつでも 戻っておいで
ここが君の生まれた家だから
空っぽの箱のような 君の部屋に
写真の中 庭で遊ぶ 小さな君がいる
答えなんか 要らないのさ
足を踏みだせばいいのさ
だって今日まで
歩いてきたじゃないか
一人なら自分のことを
友達にすればいいのさ
誰でも時々
つまずく事があるさ
うたうように 生きてごらん
感じるままに 生きてごらん
これからは これからは つかんで欲しい
自分の力で 自分の愛を
いつでも いつでも 戻っておいで
ここが君の 生まれた家だから
守ってきたつもりさ ずっと君を
これからも これからも どんな時も どこでも
この愛は この愛は 忘れていい
自分の力で 自分の愛を
いつでも いつでも 戻っておいで
ここが君の 生まれた家だから
ドアを開けて 笑顔で 歩いていって
ここで見送るよ 君の背中を
46.シェア
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
赤い赤いトキメキが Hi!Hi!Hi!H! 突き抜ける
だからだから抱き締めて Hi!Hi!Hi!H! 確かめて
初めて見た時
永遠が始まった
大人のおとぎ話に
迷い込んだボクは
二度と昨日に戻れないさ
あの時もあの時も
君に見とれていたんだ
子供を抱くように
母に甘えるように
「愛のかたち」描きながら
赤い赤いトキメキが Hi!Hi!Hi!H! 突き抜ける
だからだから抱き締めて Hi!Hi!Hi!H! 確かめて
一人じゃないのサ
だから生きて行ける
Wineもケーキもこの部屋も
海も空も悲しみも
二人仲良く分け合いながら
すべてすべて分け合えば Hi!Hi!Hi!H! 愛は育つ
ここでここで始めよう Hi!Hi!Hi!H! ひとつの愛
赤い赤いトキメキが Hi!Hi!Hi!H! 突き抜ける
だからだから抱き締めて Hi!Hi!Hi!H! 確かめたい
すべてすべて分け合えば Hi!Hi!Hi!H! 愛は育つ
ここでここで始めよう Hi!Hi!Hi!H! ひとつの愛
47.抱きあって
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
夜の海は 見えない
感じるものさ
今のふたりに 出来ることは
ただ 抱き合うだけさ
別れられる強さ 僕のほうはないさ
海より深く 好きなのに
ただ思い出 愛して
僕はとても 生きられない
ただ激しく 愛した
あの日にまた もどりたいと
どうして 言えなかった
いちばん悲しい海に
ふたり やってきた
季節はずれに 切った髪の
うなじが やさしいね
別れられる強さ 君にだってないさ
波が揺らすよ あの日々を
ただ思い出 愛して
僕はとても 生きられない
ただ激しく 愛した
あの日にまた もどりたいと
どうして 言えなかった
48.もっと幸せに素直になれたら
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
靴音を響かせて 地下鉄に消えてゆく
林檎を切るように 心が分かれてく
何もかも 欲しかった 君が見た昨日の夢さへ
夏の日 君をみた 出逢いは恨めない
「I love you」 呟けば
夜の街が笑う
「I love you」 君となら
うまくゆけたのに
もっと幸せに 素直になれたら……
何もかも 好きだった 君が残す足跡さえ
ふつうの恋だから 信じていたかった
「I love you」 囁けば
ゆれた耳のダイヤモンド
「I love you」 ふたりなら
うまくゆけたのに
もっと幸せに 素直こなれたら……
もっと幸せに 素直こなれたら……
49.アイ・アイ・アイ
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
濡れた掌に 口づけをしたら
じっとぼくを見た
輝る 夏の瞳
昨日 君を抱いた夢を見た
恋のはじまりが 木洩れ陽に揺れて
白いテーブルと
君のサングラスに
そっと胸の鼓動映してた
夏子 アイ・アイ・アイ
もう もう 君を 言葉じゃ愛せない
息がかかるほど そばに来て欲しい
Ah- ときめいても
Uh- ときめいても
もっと君を愛したい
夏子 アイ・アイ・アイ
もう もう 君を 言葉じゃ愛せない
50.it WAS love
作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
重ねた唇に しみ込む潮風甘い香りがしたね
束ねた長い髪 そっとほどいて強く抱きしめた あの日
Still I need you Still I love you
優しすぎたのはぼくさ
悲しいよ 悲しいよ
砂の足跡が
ミルクを飲みながら 夜明けを飛び交うカモメをながめた
ヨットがかすんでた まだ少し寒い夏だった あの日
Still I need you Still I love you
優しすぎたのはぼくさ
悲しいよ 悲しいよ
船の白い波
君には恋だった ぼくにはいつでもそれは愛だった
海の深さより いつも君を愛していたよ
Still I need you Still I love you
優しすぎたのはぼくさ
悲しいよ 悲しいよ
動く雲の影
Still I need you Still I love you
優しすぎたのはぼくさ
悲しいよ 悲しいよ
砂の足跡が
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