HAND

スムルース HAND歌詞
1.CLAP YOUR HANDS

作詞:徳田憲治
作曲:徳田憲治

今日の日に CLAP YOUR HANDS
そんな気分じゃなくったって
乾杯と CLAP YOUR HANDS
ひとまず 今日に おつかれさん

実態ない もったいない この上辺の世界は
すべてが泡みたい 誰かHOLD ME TIGHT
スマイル スタイル プライム
気を配って右往左往 嫌になった有象無象
エブリディ価値もない しかし宛てもない

地球上で泣き崩れている 何億人もが落ち込んでる
それでも生きていくしかなくて

今日の日に CLAP YOUR HANDS
できた自分じゃなくったって
乾杯と CLAP YOUR HANDS
仕事に 恋に おつかれさん
寝る前に CLAP YOUR HANDS
ケ・セラ・セラ CLAP YOUR HANDS
明日は明日 お楽しみ

御手を拝借♪

問題ない くじけない 理想だらけのマニフェスト
いつかはやらねば 今は「たられば」

地球上で舞い上がっている 何億人もが踊っている
明るく生きていけるときまで

今日の日に CLAP YOUR HANDS
どんな自分も讃えちゃって
乾杯と CLAP YOUR HANDS
ひとまず 今日に おつかれさん
寝る前に CLAP YOUR HANDS
ケ・セラ・セラ CLAP YOUR HANDS
明日は明日 お楽しみ


2.Beat

作詞:徳田憲治
作曲:徳田憲治

スピードにこぼれはじめたあなたの残像が
真夜中の湾岸線に散らばってゆく
冷え切った助手席に
次々差し込むライトが刻むのは空白のBeatで

なにかあれば車を走らせて
二人で気がすむまで 泣いたり 笑ったり
何度も聴いた曲が胸をえぐる
でも痛みは あなたに触れられている
そんな気がして

抱きしめて 抱きしめて
全部巻き戻して そばにいて
思い出が刻むBeat
行き先もなくただ刻むBeat

新月にかざす指輪
「夜景に浮かぶ月みたい」と
あなたはずっとかざしてみてた

どこまででも車を走らせて
二人で近い未来を 誓ったり 破ったり
何度も聴いた曲が胸につまる
でも記憶が あなたに触れられている
そんな気がして

抱きよせて 抱きよせて
全部重ね合って ここにいて
思い出が刻むBeat
手ごたえもなくただ刻むBeat
わかってる わかってる こうなるしかなかったと
いつかの道に沿わせて刻むBeat

山を削って埋め立てたところ
潮風くぐって飛ばしたところ
ライトアップして夢みたところ
アクセル踏んで
山を削って埋め立てたところ
潮風くぐって飛ばしたところ
ライトアップして夢みたところ
アクセル踏んで

指輪をかざすあなた

もういちど もういちど
くりかえすことと わかっていても
思い出が刻むBeat
行き先もなくただ刻むBeat
わかってる わかってる こうなるしかなかったと
いつかの道に沿わせて刻むBeat


3.体感幸福論

作詞:徳田憲治
作曲:徳田憲治

大切なものは言葉にできない だから寄り添う

花のにおいの次は パンのにおい お茶のにおい
駅に着いてキミを待ちます 誰かの想いが今日もこの街に

手を振りながらキミは 改札から跳ねてきて
運動不足の息切れ それが愛おしく思えるのです

踏切を越えると暗い道で
街灯が映す薄い影と影 あわてて手をつなぎました

大丈夫だから 消せない傷跡 それだってキミ
大切なものを犠牲にしてきた だから寄り添う

ボクらの相性はぜんぜん 良いほうとは言えません
この先もまじわらない そんなところだってあるでしょう

沈黙がどこか心地よくて
疲れたキミをそよ風がほぐす 崩れた化粧に「おかえりなさい」

大丈夫だから 闘う厳しさ それだってキミ
悲しさから幸せを知った だから寄り添う

コンビニの袋 ガサゴソ リズムをとって
口笛を吹いてます 夜空のむこうに何かを見てます
月をくりぬく影と影 不思議なステップ踏んで
これ以上キミが傷つきませんように

大丈夫だから 世界でひとつの 生きて行く意味
大切なものは言葉にできない だから寄り添う
大丈夫だから わからない気持ちも それだってキミ
大切なものは言葉にできない だから寄り添う

まいおちてくる安心感 はやくおうちにかえろう


4.殺風景

作詞:徳田憲治
作曲:徳田憲治

手の届くところに電線 屋上はコンクリートじゅうたんに
パイプとアンテナとボイラー重低音
誰もいない町の上で ランチタイムのおにぎりひとつ
ヘッドフォンしたけど 充電が足りない

こみ上げてくる 負けが内からわいてきます
虫けらの毎日に 似合う 殺風景
愛する人よ 今も 幸せですか?
ごはん食べて 寝て 生きる 殺風景

複雑な数式を解くような ナンカイ建てのビル模様
天まで届け バベルの末裔
失ってしまったもの 取り戻せても消えない傷
幸福とは孤独に気づけない人生

こみ上げてくる 負けが内からわいてきます
空気の毎日に 似合う 殺風景
愛する人よ 今も 覚えていますか?
ごはん食べて 寝て 生きる 殺風景

殺風景 本当は不幸に酔っている
殺風景 本当は不安に甘えている
殺風景 本当は闘っている
殺風景 自分は自分を生きるようにできている

そういうふうにできている

こみ上げてくる 夢をイチから描き直します
虫けらの毎日に まずは 殺風景
愛する人よ いつか 答えてくれますか?
ごはん食べて 寝て 今は 殺風景

旅立ちは いつ見ても 殺風景 殺風景 殺風景


5.どこか欠けた心

作詞:徳田憲治
作曲:徳田憲治

町が見渡せる丘の上
夕陽がボクらを置き去りに
遠くを見るキミの横顔は
消えそうな日差しにか細く染まる

最近できた大きな橋や
作りかけのマンションにクレーン
変わる景色に重ねている
ボクらは いつも どこか欠けた心

空き地を囲む錆びた有刺鉄線
町に埋もれ 忘れ去られ でも そこにある

欠けた心 不安はいつもどこかにあるけど
何もない日は 普通でいるよ 時々笑ったりもするよ
弱いところに ボクらは寄り添い合っているのかな
ボクのこの手で キミのその手で
でも キミがそっと添えた手は
町の景色にずっと弱く見えた
ボクは言葉を全部捨てて手を重ねた

「無理やり見出した夢なんて憂鬱になるだけ」
とキミは言う
返事に困るボクの代わりに
町が少しだけ受け止めてる

屋根の下 誰もが不安をかかえてる
去り行く人 しがみつく人 でも いつもある

欠けた心 埋め方さっぱりわからないけど
特別な日は 思い出にしよう ラブコメディをドタバタと
弱いところに ボクらはひかれあっているのかな
ボクのこの手で キミのその手で
でも キミがそっと添えた手は
町の景色をずっと違って見せる
ボクは言葉を全部捨てて手を重ねた

ぬぎすてて ふみしめて はだしで ジャンプした
さあ ふりかえってごらん ほら うみがみえるよ

うみがみえるよ

欠けた心 不安はいつもどこかにあるけど
何もない日を 思い出にしよう 時々大げさにするよ
弱いところに ボクらはぬくもり感じあうのかな
ボクのこの手で キミのその手で
でも キミがそっと添えた手は
町の景色をずっと心に残す
ボクは言葉を全部捨てて手を重ねた


6.ハリキリ彼女

作詞:徳田憲治
作曲:徳田憲治

赤いドレス姿 キミは慣れないヒール引きずって気張って
歩くと香水が残す輪郭線 ビュンビュンビュン
恋は傷だらけ タイミングはせっかち系 でもカワイイ
不意に見せたその素顔 母性がチラリズムしました

ウォッチング ハニー ハリキリ ベイビー
うーう であえて うれしい
ビューティ ハニー グラグラ クレイジー
うーう ときめいて うれしい
あとの人生まとめて全部いただきます

エプロン姿 キミの慣れない背中の傾いた結び目
まな板がぎこちないリズムたたいてる トン・トン・トゥ
指は傷だらけ 肉じゃがは真っ黒け でもカワイイ
それ食べて苦い顔 それみて二人で笑いました

クッキング ハニー ハリキリ ベイビー
うーう がんばって うれしい
ジューシー ハニー カリカリ クレイジー
うーう きもちが うれしい
悔し涙もまとめて全部いただきます

マイッチング ハニー ハリキリ ベイビー
うーう よくばって うれしい
ドリーミー ハニー キラキラ クレイジー
うーう みとれて うれしい
あとの人生まとめて全部いただきます
あとの人生まとめて全部いとめて
まとめて全部人生いたダキマス


7.東京は晴れている

作詞:徳田憲治
作曲:徳田憲治

「東京は晴れてる」と
キミの声 留守電に
曇りの街は 誰もが急いで
すれちがうキミとボクみたいに

次会えるのいつだっけ?
前会ったのいつだっけ?
折れそうな心 違う空の下
それでも夢に誓えますか?

いつかキミを抱いた手のひらを見続けている
携帯にはいつかのキミとボクが笑っている

ごめんね ボクは 何かが足りない

今すぐ飛び出して とにかく飛び出して キミを抱きしめたい
誰の心だって つかむとすり抜けて それでも抱きしめたい

「東京に負けそう」と
泣き声が 留守電に
そばにもいれない 電話にさえ出れない
立って聞くだけの自分でした

いつかキミを拒んだ手のひらを見続けている
知らないキミの日々を 不安に思う 信じたいのに

ごめんね ボクは 何かが足りない

今すぐ投げ出して すべてを投げ出して キミを抱きしめたい
誰の心だって 触ると擦り切れて それでも抱きしめたい
せつなくも かなしくも キミと二人がいい

今すぐ踏み出して その手をひきよせて キミを抱きしめたい
誰の心だって 誰かを裏切って それでも抱きしめたい
せつなくも かなしくも キミと二人がいい

そばにいて まもらせて キミと二人がいい

東京は晴れてるかい?


8.キミの手をひいて

作詞:徳田憲治
作曲:徳田憲治

キミの手をひいて ふと思い出していた
昔こうして ボクに差しのべてくれた大きな手
その手の向こうに いつも誰かの笑顔がある
この現在地も たどればふるさとまで続いてる

ずっと ずっと 来た
ずっと ずっと ずっと 来たんだ

キミの手をひいて また思い出していた
ボクが生まれた日に 周りが幸せになった話
写真には 今のボクと同い年の父がいて
ずっと笑ってる ずっとそこで笑ってる

キミの手をひいて 行きたい場所がある
そこに家を建てよう だいぶ無理してさ
ボクらが誰かにしてもらってきたことを
ただ それだけのために
ただ それだけのために

キミの手をひいて ふと立ち止まっていた
信じてくれるかい? そう聞きたくて
でも やめて笑った

もっと もっと 見たい
もっと もっと もっと 見たいんだ

キミの手をひいて 行けない場所もある
だけど夢を語ろう 理想で終わるくらいの
ボクらが似たような毎日に見つけたものが
またひとつ記憶の中に

キミの手をひいて ゆけるところまで
いつかボクの手を 離れてくその日まで

キミの手をひいて ゆけるところまで
キミはボクのすべて ありがとう
ボクらが誰かにしてもらってきたことを
ただ それだけのために
ただ それだけのために