夢風車

サイコ・ル・シェイム( Psycho le Cemu ) 夢風車歌詞
1.夢風車

作詞:DAISHI・Lida・seek
作曲:seek

白鷺(しらさぎ)城下町を旅立ち今
遠く江戸の町で夢に生きる

※-情念-それがしは長年
過ぎゆく歴史の裏側(むこう)に
真(まこと)の姿を残して
道に揺らいだ感情 心揺さぶる熱情 男桜の旅路※

舞い上がれ花よ 空高く燃えて
咲き誇れ 夢を忘れない様に
数え切れない出会いの中で温もりに触れた
心の奥で輝き放ち 廻る風車

明日に迷う日々に 導くあの唄

隠しきれない想像
それは過日(あのひ)の残像
夜ごと決意を浮かべる
抱いて抱きしめてくれ
人を愛する強さ 声に響かせ生きる

舞い上がれ花よ 空高く燃えて
咲き誇れ 夢を刻み付ける様に
瞬きすらもできない程のこんな時代でも
信じてくれる君がいるなら 僕は踏み出せる

ハイヤー
飛べや雲の上 BUTからまわりじゃNO WAY
肝心な魂よ HIGH HIGH HIGHER
熱すぎる舞い 燃えて散るまい
笑って生きよや GET UP! GET UP! GET UP! GET UP!

(※くり返し)

伝えたい想い言葉にならない
だからこそ歌う この風に乗せて

舞い上がれ花よ空高く燃えて
咲き誇れ 夢を忘れない様に
「あの頃の夢、今も変わらず色褪せはしない
心の奥で輝き放ち 廻る風車」


2.天と人斬り

作詞:seek
作曲:AYA

時代の果てに
朧月の掛かる夜 塊と化した影蠢く

天に問われる
「我は何処に在りや」と 「名も無き故人也」
錆びた追い風背に受けて
這いずり砂を噛み前を向け
薄汚れたこの手で裁きを
孤独に笑い赤い闇を斬る
明日はいらない
光る夜明けの白い幕が開く
ただひたすらに今を斬れ

天が詰め寄り
「我の在りし意義」を問う
返すべき言葉無く
饐えた野性が甦り
ざらつく掌で掻き毟る
飾られた正気が弾ける
孤独が笑い生に怯えた
思考が吠える
まだ眠らない陽が昇るまで
最期虚しく闇に散れ…


3.Early Autumn

作詞:DAISHI
作曲:YURAサマ

君がくれた夏 空に花火と子供達は
夕涼み ただ風薫る山の畔で
二人だけの夏祭り あどけない浴衣姿
心締め付けられる めくるめく夏の夜に
キミのすべてがほしい

十六夜の月あなたを想い
恋煩いの僕だけ 切なく照らして
眠れぬ夜を脱ぎ捨てたなら
恋煩いの僕にも秋が訪れた

君といれた夏海は広がり
カモメ達は戯れて ただ風光る精彩な僕
君がくれた夏の恋 あどけない濡れた素肌
胸が高鳴ってゆけば めくるめく夏の夜に
キミのすべてがほしい

秋桜の雨降りしきる中
恋煩いの僕だけ 悲しく濡らして
眠れぬ夜を脱き捨てたなら
恋煩いの僕にも秋が訪れた

早過ぎたあの夏が 今も蘇るから ah

十六夜の月あなたを想い
恋煩いの僕だけ 切なく照らして
眠れぬ夜を脱ぎ捨てたなら
恋煩いの僕にも秋が訪れた

村雨の露霧立ちのぼり
恋煩いの僕だけ 切なく照らして
目覚める朝に眩い光
恋さすらいの旅にも 幕が下ろされた