1.ラブホテル
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
夏のせい 夏のせい 夏のせいにすればいいからさ
冷たい位がちょうど良い
私は君とは違うからね 「もしもし、あっ今大丈夫?」
とかの一般常識が命取りになるの
私は君とは違うからね 「最後まで読んでくれてありがとう」
とか文末に書く煩わしさが大事なの
会ったら飲んでデキそうな軽い女に見られて
吹いたら飛んで行きそうな軽い男に言われた
何もしないから少し休もうか
夏のせい 夏のせい 夏のせいにしたらいい
それでも駄目なら君のせいにしてもいい
これから季節が冬になってしまったら 誰が温めてくれるんだよ
「えっ、そんなつもりじゃなかったんだけど とか今更言われても困るよ」
とか今更言われても困るよ
出会ったあの日は 103です
それからの毎日は 307です
別れたあの日は 403です
一回位 減るもんでもないし
夏のせい 夏のせい 夏のせいにしたらいい
それでも駄目なら君のせいにしてもいい
これから季節が冬になってしまったら 誰が温めてくれるんだよ
今でも
忘れられないよ
2.あ
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
あ、無害な言葉を並べて
あ、これ位意味の無い言葉なら 恥ずかしくなったりしないしな
あ、信じるのはダサいから
あ、裏切られるのが死ぬほど怖いから もう意味なんて要らねぇよ
あっ、そういえば思い出した
どうしてもこれだけは伝えたいって事があって
あっ、でももう諦めたから 別に気にしないでねって
これまるで探さないでって書いた手紙じゃん
あー、口パクでトキメク馬鹿に
あぁ、溜息で吹き消す灯り
大事なのはメッセージよりパッケージで もう全部嫌になった
あー、煌きを諦めた夜を
あぁ、口パクで吹き消す辺り
さすがですね クソですね そうですね
あーあ
あっ、そう言えば思い出した 実はこの話には面白い続きがあって
あっ、でももう諦めたから別に気にしないでねって
それまるで上下巻ある本の上だけだ
あー、口パクでトキメク馬鹿に
あぁ、溜息で吹き消す灯り
大事なのはメッセージよりパッケージで もう全部嫌になった
あー、煌きを諦めた夜を
あぁ、溜息で吹き消す辺り
さすがですね クソですね そうですね
あーーーーーーあ
3.おやすみ泣き声、さよなら歌姫
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
さよなら歌姫 最後の曲だね 君の歌が本当に好きだ
今夜も歌姫 凄く綺麗だね 君の事が本当に好きだ
さよなら歌姫 アンコールはどうする 君の事だからきっと無いね
それなら歌姫 アルコールはどうする 僕は全然飲めないけど
歌声 歌声 でも君は泣いていたんだね
泣き声 泣き声 僕は気づけなかった
僕も随分年をとったよ こんな事で感傷的になってさ
今なら歌姫やり直せるかな 君はいつも勝手だ
歌声 歌声 でも君は泣いていたんだね
泣き声 泣き声 僕は気づけなかった
最後の4小節 君の口が動く
最後の4小節 君が歌う
最後の4小節 君の気持ちが動く
さよなら
歌声 歌声 でも君は泣いていたんだね
無き声 無き声 僕は気づけなかった
4.憂、燦々
作詞:尾崎世界観・小野健
作曲:尾崎世界観
小さな約束も守れないから 大きな欠伸でごまかしていたな
小さな幸せも見つけられないから 大きな目から涙を流してたな
愛しいだけじゃ足りないし 嬉しいだけじゃ不安だし
優しいだけじゃ意味ないし
連れて行ってあげるから 憂、燦々
離さないでいてくれるなら 何でも叶えてあげるから
連れて行ってあげるから 憂、燦々
離さないでいてくれるなら 何でも叶えてあげるから
これからあたしたちどうなるのかな 今どうでもいい事考えてたでしょ
憎しみだけじゃキリないし 悲しいだけじゃ不満だし
厳しいだけじゃ笑みないし
連れて行ってあげるから こっちにおいでよダーリン
離さないでいてくれるなら いつでも許してあげるから
連れて行ってあげるから こっちにおいでよダーリン
離さないでいてくれるなら いつでも許してあげるから
どこにでも どこにでも どこにでも
どこにいても どこにいても どこにいても
連れて行ってあげるから…
離さないでいてくれるなら…
連れて行ってあげるから 憂、燦々
離さないでいてくれるなら 何でも叶えてあげるから
連れて行ってあげるから 憂、燦々
離さないでいてくれるなら 何でも叶えてあげるから
5.マルコ
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
我々はこの星を支配した 大人しく無駄な抵抗はもうやめなよ
遠い星のあの故郷 ベテルギウスとか たぶんその辺
我々はって1人だからさ これからもずっとここに居させてよ
信じてたのに 好きの裏の嫌いだとか たぶんその辺
どんなに一緒に居ても伝わらない言葉歯痒くて
手招きも無視された
どんなに一緒に居ても伝わらない言葉歯痒くて
あてずっぽうで吠えてみた
時々思い出す
段ボールの宇宙船に乗って我が家にやって来た君を抱きしめたのさ
壊れた宇宙船が直るまでのつもりが長居して
段ボールの宇宙船に乗って我が家にやって来た君を抱きしめたのさ
いつのまにか大きくなって 宇宙船は君のオモチャになった
だけどまた
どんなに一緒に居ても伝わらない言葉歯痒くて
手招きも無視された
どんなに一緒に居ても伝わらない言葉歯痒くて
あてずっぽうで吠えてみた
今でも覚えてる
段ボールの宇宙船に乗って我が家にやって来た君を抱きしめたのさ
壊れた宇宙船が直るまでのつもりが長居して
段ボールの宇宙船に乗って我が家にやって来た君を 抱きしめたのさ
いつのまにか大きくなって 宇宙船は君のオモチャになった
6.女の子
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
まるで夢のような話だった まさか君に会えるなんてね
次の土曜日にって約束した時は凄く嬉しかった
待ち合わせ場所で手を振って 雑踏の中で見つけたよ
君は凄く可愛くてさ どこに居てもわかったよ
でもさよなら そんなのわかってたなら笑い話にでもしてよ
でもそれなら そんなのわかってたならもう少し早く言ってよ
いつもの本屋で手に取って 雑誌の中で見つけるよ
君はいつも可愛いからさ どのページでもわかるよ
だからさよなら こんなのわかってるから 笑い話にでもするよ
たかがさよなら 元に戻っただけなのに 何かが違うんだ
紙の匂い紙の感触 冷たくて涙がでる
もう閉じたら二度と会えなくなる気がしたよ
君の匂い君の感触 冷たくて涙がでる
もうこれから僕は何を信じればいいんだろう
もうこれ以上僕は何を信じればいいんだろう
何を信じればいいんだよ
7.社会の窓
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
感情の波を掻き分けて愛憎の海を泳いでる
凄く大好きだったのにあのバンドのメジャーデビューシングルが
オリコン初登場7位その瞬間にあのバンドは終わった
だってあたしのこの気持ちは絶対シングルカット出来ないし
誰にでも出来る昼の仕事と誰にも言えない夜の事
どこにも行かない悲しみとどこにも行けないあたしの事は
アルバムの7曲目位で歌われる位がちょうど良い
だからあたしのこの気持ちは絶対シングルカットさせないし
愛してる 今を愛してる 今を愛してる 今を愛してる
愛してる 今を愛してる 今を愛しているのよ ベイビー
年上の彼氏が欲しかった年下の女でいたかった
そんなのわかっていたけれどやっぱりちょっと痛かった
オリコン7位は運が良かった離婚しないのは運が悪かった
そんなの今更絶対にカミングアウト出来ないし
曲も演奏も凄く良いのになんかあの声が受け付けない
もっと普通の声で歌えばいいのにもっと普通の恋を歌えばいいのに
でもどうしてもあんな声しか出せないからあんな声で歌ってるんなら
可哀想だからもう少し我慢して聴いてあげようかなって 余計なお世話だよ
愛してる 今も愛してる 今も愛してる 今も愛してる
愛してる 今も愛してる 今も愛しているのよ
社会の窓の中で事務 昼は退屈過ぎて 最低です
社会の窓の中でイク 夜は窮屈過ぎて
社会の窓の中で事務 昼は退屈過ぎて 最低です
社会の窓の中でイク 夜は窮屈過ぎて 最高です
愛してる 今を愛してる 今を愛してる 今を愛してる
愛してる 今を愛してる 今を愛しているのよ ベイビー
愛してる
8.NE-TAXI
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
ねぇタクシー止まってよ ねぇタクシー飛ばしてよ
このラジオの女の息継ぎなんかイヤらしいから消してよ
ねぇタクシー拾っては ねぇタクシー捨てるなんて
あんたも結局アイツとなんにも変わらないんだね
フライデーナイトフライでハイやれるよ愛だって
持ってるよ 俺持ってるよ これゴムじゃないんだぜ
フライデーナイトフライでハイやれるよまだまだ
持ってるよ 俺持ってるよ 結婚しよう
若くはないけどお金はあるから流行りの先端追ってよ
痛くもないから痒くもないから昔の男を追ってよ
ねぇタクシー 本当はねベランダに咲いた花の事を
ねぇタクシー あいつにも教えてあげたかっただけなの
ねぇタクシー 本当はねベランダに咲いた花の事を
ねぇタクシー あいつにも教えてあげたかっただけなの
誠実さの欠片甘いなもう辞められない止まらない
誠実さの欠片甘いなもう辞められない止まらない
虫歯になったら嫌だな その信号左
誠実さの欠片甘いなもう辞められない止まらない
誠実さの欠片甘いなもう辞められない止まらない
虫歯になったら嫌だな その信号左
ねぇタクシー
9.かえるの唄
作詞:長谷川カオナシ
作曲:長谷川カオナシ
なぁなぁあんたさ、そうあんたですよ
ちょっとでいいから聞いてくれよ
任された この悪役ってやつも
なかなか因果な商売でして
一つ、先ず憎まれなくちゃ駄目
一つ、次に欲張らなくちゃ駄目
「謀られた」「濡れ衣だ」って
一つ、こんな女々しさ出しちゃ駄目
大体最後はこうやって ひらひら踊ればいいんでしょう
大体最後はこうやって ハチの巣にされればいいんでしょう
なぁなぁあんたさ伺いますけど
かえるを茹でたことはあるかい
アンダンテくらいでアルデンテすれば
気づかず茹だるのさ
これで誰でも騙せるさ
「なんちゃって」で済む冗談で 済まないから針千本だよ
アンダンテに棲む妖怪さん すまないけどあんたが飲んでよ
大体最後はこうやって ひらひら踊ればいいんでしょう
大体最後はこうやって ハチの巣にされればいいんでしょう
なぁなぁ姫様そうあんたですよ
キスで呪いを解いてやれよ
任された この悪役ってやつも
蛙は相手にできないよ
10.さっきはごめんね、ありがとう
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
古くなっていってしまうけど忘れるわけにはいかないから
歌にして残しておいてもいいかな
そうと決まったのはいいけど作れる訳じゃないから
歌にして残して貰ってもいいかな
宝物 それも大袈裟だけど間違いでもないよな
だからもう いつもこうやっていれるのが凄く嬉しい
君が凄く愛しい
っていう歌がいいかな
だんだん歳をとって恥ずかしくなっても
いつでもまたここに帰って来れるように
さっきはごめんね、いつもありがとうね
それ位は歌じゃなくても言えます様に
宝物 それも大袈裟だけど間違いではないから
だからもう いつもこうやっていれるのが凄く嬉しい
君が凄く愛しい
っていう歌がいいよな
だんだん歳をとって恥ずかしくなっても
いつでもまたここに帰って来れるように
さっきはごめんね、いつもありがとうね
それ位は歌じゃなくても言えます様に
時々疑って でもこの歌があって
いつでもまたここに帰って来れるように
さっきはごめんね、いつもありがとうね
それ位は歌じゃなくても言えます様に
それだけは歌がなくても言えます様に
11.シーン33「ある個室」
12.傷つける
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
後悔の日々があんたにもあったんだろ
愛しのブスがあんたにも居たんだろ
愛なんてずっとさ ボールペン位に思ってたよ
家に忘れてきたんだ ちょっと貸してくれよ
インク出なくて愛は掠れちゃって
結局何も見えないな
インク出過ぎて 愛が滲んじゃって
結局何も読めないな だから
口頭で言ってみて 冒頭でつまづいた
適当にごまかして 相当な馬鹿だな
繋いでも無駄だよ なんとなく振り払う
あの手は熱いから なんかいつも恥ずかしくなる
インク出なくて愛は掠れちゃって
結局何も見えないな
インク出過ぎて 愛が滲んじゃって
結局何も伝えられないな
便箋に残ったインクの無い文字の跡
指先でなぞって思い出す愛の傷
便箋を破ったインクの濃い文字の穴
指先で拡げて覗き込む愛の中
空っぽの愛の馬鹿
後悔の日々があんたにもあったんだろ
13.自分の事ばかりで情けなくなるよ
作詞:尾崎世界観
作曲:尾崎世界観
自分の事ばかりで情けなくなるよ
君が泣いているのはわかっているのにね
苦いお酒と一緒に飲み込んでみるけど
帰りに駅のホームで吐いた
今日は何もいい事なかったな
明日は何かいい事あるかな
結局サビになっても自分の事ばかりで
馬鹿だな 馬鹿だな
今日は何もいい事なかったな
明日は何かいい事あるかな
結局サビになっても自分の事ばかりで
バカだな バカだな
自分の事ばかりで情けなくなるよ
君が泣いているのはわかっているのにね
苦いお酒と一緒に飲み込んでみるけど
帰りに駅のホームで吐いた
帰りに駅のホームで泣いた
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