金木犀e.p.

キンモクセイ 金木犀e.p.歌詞
1.金木犀の花

作詞:伊藤俊吾
作曲:伊藤俊吾

もう少しボリュームを上げて
天気予報聞かせて下さい
二人の明日は雨ですか晴れるでしょうか

一人が寂しいのはわかってたけど
ここまで涙が止まらないなんて
思い出があふれるなんて

※どうして どうして こんな簡単な
ことをいつも気づかずに 通り過ぎてしまうのか
せめて せめて さよならの前に
本当のことはいつも何かを失ってから※

もう一度 金木犀の坂道を歩いてみたい
君の肩を抱いて あの頃の二人のように

一緒に見つけたものより 一緒に失くしたものの方が
多いなんて 僕たちは間違ってたね

にぎやかな街の 灯りが遠ざかってく
さよなら さよなら 君じゃなきゃだめなのに

(※くり返し)

気がつけば 僕のそばで今年も香る秋の花


2.ふるさと

作詞:伊藤俊吾
作曲:伊藤俊吾

街路樹の黄色 空はせつないろ

何故あの人は僕の心を
あのふるさとの香りのように包むのだろう
はじめて会ったのに

だれでもきっと歩き出せば ふるさとの香りを
知らず知らずのうちに思い出しているから
心晴らす君の魔法は あの頃の香りと
これからを行くための灯りになる 君連れてこうかな

ただいま おかえり 繰り返す言葉

何故やさしさは いくら経っても
僕の心の深いところに残るのでしょう
涙が出るのに

今でもふと思い出せば 果てしないふるさと
僕らにはほらいつか帰れる場所があるから
僕にもやっと愛の謎が 解けるような気がする
明日の風と昨日の雨も連れて たまには帰ろうかな

何故 青空も 君のことも
ずっといつまでも眺めていられるのでしょうね
明日も晴れるかな

だれでもやっとたどり着けば ふるさとの香りが
漂う場所を不思議と探し出しているのさ
僕にもやっと愛の謎が 解けるような気がする
明日の風と昨日の雨も連れて たまには帰ろうかな
君連れてこうかな


3.えんぴつの恋

作詞:伊藤俊吾
作曲:伊藤俊吾

恋をしてたあの日々は えんぴつだから消えてゆく
今頃何しているかな さようならマイガール

眩しすぎる帰り道 えんぴつ片手に恋をして
恥ずかしのラブレター へたくそな字をどう思ったかな

僕が左で君が右 とまどいつつも出した手を
やっとつないだあの夜は 僕のまぶたに張り付いたままで

君がくれた思い出は えんぴつだから消えてゆく
儚すぎる思い出よ さようならマイガール
恋をしてたあの日々は 明日の空へ消えてゆく
今頃何しているかな さようならマイガール

君のシャツは白すぎて まともに見ることも出来ずに
突然の雨 雨宿り 濡らしていった 夕日夕立

時にサボって抜け出して 狭い街中を右左
二人でいれば何もかも 怖くなかったね さようならまでは

夢を見てたあの日々は えんぴつだから消えてゆく
儚すぎる思い出よ さようならマイガール

今では僕の引き出しの 中から出てきやしないけど
ふとあの文字を思い出せば 君の香りはあの頃のままで

君がくれた思い出は えんぴつだから消えてゆく
儚すぎる思い出よ さようならマイガール
恋をしてたあの日々は 明日の空へ消えてゆく
今頃何しているかな さようならマイガール


4.Young Sunday

作詞:伊藤俊吾
作曲:伊藤俊吾

君のこと想うと 雨が急に降り出して
急いでも無駄だと 僕は雨を楽しんだ

明日のことを学ぶ日々は 君のこと学ぶ日々だ
「僕はあなたをずっと守っていきたいな」

やっとの思いで君をつかまえたのは
時間と日付変わりたての日曜日
ほんの少しのかけらも話せずに
過ぎて行く できたての夢 Young Sunday

あどけない心は 夜の長さも知らずに
星の数くらいの 想いの丈を教えた

こんなに広い空の端で ひと際輝く星よ
「僕はあなたをそっと守っていきたいな」

乙女の髪に心をうたれながら
河原の道を追いかけてた日曜日
ほんのささいな言葉も探せずに
遠ざかる 追いかける夢 Young Sunday

そして夜風はそっと 動き始めた

やっとの想いは君に届くのかな
やっとの想いは君に伝わるのかな
声がここまで出てきては飲み込む
過ぎて行く 帰れない星 Young Sunday

やっとの想いで君をつかまえたのは
時間と日付変わりたての日曜日
ほんの少しのかけらも話せずに
過ぎて行く できたての夢 Young Sunday