爪先

オレスカバンド 爪先歌詞
1.爪先

作詞:たえさん
作曲:いかす

マニキュア塗った 5本指を着飾った
そして輝いたのはなんと自分自身だった
感応とは金魚のよう またそれを
声ととろう 返らない音などない

伸びていく平行線 隣はくり返し
美化され劣化されるらしい
鍵のかかった その先の足元に
広がっていく距離は手で繋げる

そして今日も
君の訳のわからない横文字を
左で何回もなぞっている

目が開いた 瞬間のその人は
君の爪 ナニ色に染めるの?

暖かい取っ手 錆びてしまったようだ
誰の水からなのか 見えるのはブルーの果て
追いかけると逃げてしまうオレンジ
雨のにおい カラフルな虹繋げる

そして今も
謎の暗号を必死で汚している
でもこの荷重では どうガンバッテみても

目を閉じて 見ぬフリで 君の上で
君の中この空は 廻るもの

君の爪 カメレオン模様の
5本指 あぁどうかはがれないで
君とならどこまでも行けるわ


2.ピノキオ

(LIVE@界市民會館)
作詞:たえさん
作曲:いかす

ロッカーがいきなり君のピエロになると言って
恋人のネックチェーンで自分の首を絞めた

彼女は笑って
「あー また始まったわ 彼の御芝居 はいはい」

彼はたまに調律の良いピアノみたいに
ピッチの悪いトロンボーンを脅す
でも意地悪 どんなくだらない冗談も嘘も
全部聞くから隣に置いて頂戴な

星屑☆スチャスチャ踊る市松の夜に
「あぁ まだ帰りたくない」と口には出せないなぁ

思わせぶりテリー
愛すべき顔に唾を!!ミスタークリケット

汗臭いステージの上で光るトロンボーンの
ピッチが段々外れていっているのも気になるけど
そんな事よりこの無い胸の
モヤモヤはさっき呑んだコーラのせいかしらねぇ?