from

ゆず from歌詞
1.from

作詞:巖澤厚治
作曲:巖澤厚治

始まりはいつも こんな調子で
降り出した雨のせいにして
だからってそんな 泣かないでおくれよ
買つたはずの傘が見當たらないんだ
一體どこまで僕ら 步いてゆけるかな
急に吹く風がいつもより強く頰を刺す
きっと ずっと
裡切りも全部 表側にあって
だって ずっと 君といるんだよ
この先も その先も 大丈夫だよ

季節はずれの蟲の鳴き聲
そんな些細な事で
今日の終わりと明日の始まり
過ぎてゆく 時の音を聞きながら
忘れてしまうような遠ざかる記憶に
君の淚の意味を知る
今になって ちぎった 昨日の痛み
思ったよりは痛くもないけれど
なんだろう 苦しすぎるよ
うまく言えないけれど

一つだけでは飛べない
二つはためかせた空
君からもらった言葉で今でも
僕は僕の存在を知る
確かめようと繫いだ手は
あの日と同じ 君からの溫もり

あれから いくつの夜を越えたろう
相變わらずの 君と僕だけど
偽りだと 目を疑う樣な
悲しみにだって出會ってしまうだろう
だけど ずっと 君といるんだよ
この先も その先も
きっと ずっと 步いてこう
大丈夫だよ


2.赤いキリン

作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁

工場に圍まれた港町
生まれ育ったこの町
昔から見慣れてるこの風景
相も變わらずとても好き
ギクシャクしてる人間關係
もうあの頃には戾れないだろう
そして今日も一日が終わる
沈む夕陽と共に
赤いキリンは茜色の空に
何を想い 何を見ているの

汽笛が鳴り響く船の町
離れられずに過ごしてきた
戀も夢も憧れも
この大地に染み付いてる
心ない言葉 君の言葉
もうわかり合う事は出來ないだろう
あの日と同じ丘の上から見える
パノラマ 町の燈り
赤いキリンは群れをなして寄り添う
笑ってるの? それとも泣いてるの?

そして今日も一日が終わる
沈む夕陽と共に
赤いキリンは茜色の空に
何を想い 何を見ているの
笑ってるの? それとも泣いてるの?